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読み始めたら止まらない ! 大河解説ロマン  ガラスの改稿   狼少女ジェーン 2 鬼将軍の稽古編

〜 ガラスのように もろく壊れやすいシナリオ ひとはみな素顔を隠して それをえがく 〜 

第11章 紫の影 3 狼少女ジェーン 2 鬼将軍の稽古編

も く じ

2006/01/28 作成     2009/08/28 再up    2012/01/16 更新  

 

あらすじ

 

マヤはジェーンとしてスチュワートとのふたりきりの稽古に臨んでいた。

 

真澄のお見合いを知り、ある日偶然出会った本人の口からその事実を

聞くに及んでマヤの中に今まで感じたことの無い気持ちが湧き上がる。

 

一方、稽古場では主要な配役の役者が突然抜けるという事態が起こっていた。

その事情を聞いた黒沼龍三は社長に直談判するため社長室に乗り込んだ。

 

花とゆめ14号掲載の冒頭はコミックス30巻の巻頭に相当します。

大沢社長に詰め寄る黒沼龍三の場面から始まります。

  

※このサイトのコンテンツは雑誌「花とゆめ」をコミックス(新書版)と照合し、その収録巻および、採用された場面のコミックス

  での該当ページ数を表記しています。 コミックス何巻の何ページのどのコマかは書いていますが、状況描写はそれほど

  詳しくは書いていない為、照合しながらご覧いただかないと記述内容を正確にご理解いただけないかもしれません。

  文庫本やワイド版をお持ちの方は巻数を約半分とか1/3にして換算すれば、大体の掲載場面の見当が付くかも・・・(^_^;)

※当サイトは「ガラスの仮面」のコミックス(新書版)と雑誌連載時の改稿・未刊行部分に関する比較研究がメインです。

  ここにある文章・画像などの一切の情報は微妙な内容を含む為、余所への転載、再配布等は行わないでください。

    ※このページはコミックス30巻をお手元でご覧になりながらご閲覧いただくと、よりお楽しみいただけます

       縦に長いページですので、スクロールダウンしながらご覧下さいませ。  m(_ _)m

   

解 説 1

 

解 説 2

 

解 説 3

 

解 説 4

 

解 説 5

 

解 説 6

 

解 説 7

 

 

かぜの迷宮

 

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1984年 花とゆめ14号

 

はじめの2ページだけは全く同じですがコミックス30巻7pにあたる3ページ目から改稿があります。

 

「コーヒーでもどうかね・・・・・・」

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このサイトでの場面状況の記述に関する用語の一覧表はコチラへどうぞ ↓ ・・・(^^♪

 

記述用語一覧表  

手前に社長 机の前に立つ黒沼 その後方に秘書                12p-最後のコマ 

「コーヒーよりおれは事情がききたいですね」

「まあ そういわないで」 「気分が落ち着くよ」

「きみ! 黒沼君にコーヒーを」

 

コーヒーの香りを楽しみながら (22p-1 このコマは社長のセリフと湯気の流れを描き替えて採用)

「実はこの秋に天才舞踏家として有名なあの イサドラ・ダンカンの生涯を舞台にした

 『イサドラ!』をうちで上演することになってね」

 

黒沼 仏頂面

 

机の上

「主役はあの星歌劇団を退団したばかりの大スター円城寺まどか」

「ま 他に赤木理恵とか芸達者な候補もいたのだが なにしろ踊りができなくてはねえ」

 

書棚

「その点 円城寺まどかなら歌えて踊れて芝居ができる」

「この芝居には円城寺まどかも大乗り気でね」

 

社長 背景は窓                               7p−4 顔の赤みを加筆して採用

「退団後初の仕事とあって世間も注目しているし なにしろ大スターの起用だ」            

「マスコミにも売りやすい」

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 単行本での秘書は黒沼

龍三のセリフで隠れた

 

 

 このコンテンツの閲覧時

に推奨されるコミックス

 

ガラスの仮面 30

ガラスの仮面30巻

 

 

黙って聞いている黒沼 その後ろで応接セットにコーヒーを置く秘書 (あの・・・どうぞ)

「その『イサドラ!』に出演の決まった4人のことだが 彼らはわしがひっこぬいたんじゃない」

「きみの芝居に出たくない いやだ といっていたからこっちへ出てもらうことにしたまでだ」

     ( 7p−3 このコマは社長のセリフと黒沼の口を半開きに描き替えて返事を加えて採用)

 

窓際に立ち 黒沼へ視線を向ける社長

「きみも仕事熱心なのはいいが どうもやりすぎの所があるんではないかね」

 

黒バック白黒沼

「・・・・・・・・・」

 

俯瞰

ウホン !

「ま 穴のあいた4人の役者については相談にのるよ」

「きみの目にかなう役者をつれてきてもよし うちの事務所から提供してもよし」

「早急に対策はとろう」

 

破顔の社長                   (22p−5 このコマは社長のセリフを描き替えて採用)

「秋のアカデミー芸術祭にむけてこの『イサドラ!』か 

 きみの演出する『忘れられた荒野』か どちらかを参加作品にするつもりだ」

「おたがい負けないよう頑張ってくれたまえ」

わはははは

 

黒沼目元アップ             (22p−6 の絵とこのコマの絵は同じように見えるが描き直し)

────────────────────────────────────────

;

     

 

空白コマ

「ええ!? 円城寺まどかが『イサドラ!』をこの事務所で !?」

 

役者達 輪になって・・・                13p-3 役者とベタを加筆してセリフを変えて採用

「しかも公演は秋ですってよ!」

「じゃあアカデミー芸術祭はどうなるんだ?」

「『イサドラ!』か『忘れられた荒野』のどちらかを参加作品にするって」

 

マヤ とサクラコージ

(「『イサドラ!』か『忘れられた荒野』のどちらか・・・)

わい わい わい

 

マヤアップ 真澄と聖のイメージと言葉

(大沢演劇事務所でなにか変わったことは?)を浮かべつつ・・・

(これだったんだわ この前 聖さんや速水氏がいっていたのは・・・)            13p-4

────────────────────────────────────────

 

細身の背広男  と役者たち

「えー みなさんにはたいへん申し訳ないのですが」

「きょうから稽古場をここから7分のところにある大沢スタジオの方へ移動させていただきます」

ええーー!

「いったいどういうことですか? 説明してください !」

 

困った背広男と詰め寄る女優

「そ それは その・・・ 別の芝居の稽古がありまして」

「そちらの方が人数も多いし踊りもあって広い稽古場が必要なんでして その・・・」

「『イサドラ!』ですか!」

「はあ 実は・・・」

                                コマをまたいでキョンマヤアップ

さらに詰め寄る役者たち

「ひどいわそんなの!」

「なんだってあたし達が他の芝居のためにここを出なきゃいけないのよ !」

「そうだそうだ!」

 

天井に響く怒号                                                             22p−3

「しずかにしろー!」

 

ピタ                                                                    22p−4

注目する役者たち

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ドアの入り口に咥えタバコの黒沼

 

頬汗のマヤと役者たち

 

咥えタバコの黒沼 横顔

 

咥えタバコの黒沼 歩く

カッコッ カッコッ

 

ギュッ  灰皿に・・・

 

火をもみ消しながら

「なにしとるんだ みんな稽古もしないで」

 

役者たち                                                                   23p−1

「先生・・・!」

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「稽古場くらいゆずってやれ」

「場所がかわったところで演技がかわるわけじゃなし」

 

マヤ

(先生・・・)

 

黒沼役者たちに向かって

「事情があってこの芝居から急に4人ほどぬけることに」なった」

「男爵役 スチュワートのおば役 友人のロバート役 コンラート教授」

「しっての通り4人ともこの芝居の中でかなり重要な役者だ」

 

「代わりの役者は早急にみつける気でいる」

「それまでは手のあいた者が代役をつとめて稽古をつづけてもらいたい」

 

黒沼 アップ

「それからこれはみんなにきいておいてもらいたいのだが」

「おれはこれをいい芝居にしたい」

 

「この先どんなことがあってもおれはこの芝居をつづける」

「いい舞台をつくりあげる」

「なにがあってもな」

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頬汗のマヤと役者たち

「おれのこの言葉を忘れないでもらいたい」

 

街頭風景

「まったく頭にくるよなー」

「これじゃおれ達『イサドラ!』に追い出されたようなものじゃないか !」

 

役者たち

「大沢スタジオってたしかこのあたりよね」

「おい!」

 

パチンコ店                  24p−1 にある絵とは違うもので描き直しです 擬音は省略

 

大沢スタジオの看板                                   24p−2

「ええー! うっそー! ここーお!?」

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キョンマヤ サクラコージ 役者 (擬音は省略します)               24p−3

たら・・・

 

階段を上るシルエットのコマは連載時原稿では                   24p−4

マヤの(パチンコ屋の2階・・・)のモノローグのみでした。

 

(ここが新しい稽古場・・・!)の場面は描き直しています。

連載時原稿では柱に添えたマヤの手のみで顔はありませんでした。

このページの左端には週刊セブンティーンの広告があります。

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男優A

「わっ! 埃だらけだ」

 

男優B

「おい!みろよ 目の前 踏み切りだぜ!」

カンカンカン

「ここ電車が5分おきにくるとこだぜ!」

 

「こんなんで稽古でき・・・」 「わっ!」                25p−4に絵の中心のみ採用

ゴーーッ ガタンガタン

 

遮断機                                   26p−3

カンカンカン

 

室内の役者たち                              26p−4

ゴーー ガタンガタン ガタン

 

男優と女優の横顔 真っ黒バック

「おい・・・ できるのか こんな所で・・・」

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マヤ アップ

(すごい音・・・)

(これからここで稽古しなきゃいけないんだ・・・)

 

マヤ 決意の横顔 鼻息つき  ε-(゜;)

(よし・・・!)

 

マヤ発声 と役者ずっこけ                      27p−1

ああー

わ!

 

迫り来る対向車両                           27p-2

ゴーー

────────────────────────────────────────

 

 

ああーーー  ゴーー ガタン ガタン ゴーー            28p-1

 

目を閉じて大口を開けたマヤアップ

ああーーー

 

女優                                    28p-2

「すご・・・ 電車の音に対抗してる・・・」

 

サクラコージのアップ    (マヤちゃん・・・)            28p−3 分割して採用

同じコマにサクラコージの発声   ああーー            29p−1 マヤをコマに挿入

 

役者たち                                  29p−2

「あっちでも発声はじめたぜ」

「あ あたしもやるわ」

「よし おれも」

 

みんなで・・・                                29p−3

ああーーー

────────────────────────────────────────

 

 

手前にみんなで並んで・・・その向こう 窓越しに通過する電車    30p−1

ああーーー  ガタンガタン ゴーーー  カンカンカン

 

ビルのシルエット 夜                              30p−2 セリフは変更

「そうか大沢が『イサドラ!』を」

「やはりな」

 

真澄電話中

「『忘れられた荒野』はとりあえず稽古を続行中・・・か」

「予算はどのくらいだ?」

「ほう・・・」

「なるほど」

 

真澄アップ

「そう・・・か」

 

電話を置いた

カチャ

 

タバコを咥えた横顔で窓の外に目をやり           33p−最終コマ 背景と服を変えて採用

(マヤ・・・)

(このままではきみの道は険しいことになりそうだな・・・」

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姫川邸 外観 夜

 

ティーカップとソーサーを持ち豪華なソファに腰掛けた亜弓

「大沢演劇事務所が『イサドラ!』を?」

 

客用ソファにかけた女性たち

「そうよ 亜弓さん」 「星歌劇団の大スターだった円城寺まどかが主役ですって」

「大沢演劇事務所は『イサドラ!』を

         秋のアカデミー芸術祭に参加させるんじゃないかってもっぱらの噂よ」

 

びっくり目の亜弓の横顔

(そんな・・・!)

 

女性たち

「もしそうなったらもう一人の紅天女候補だっていってるあの北島マヤって子」

「賞のチャンスをのがすってわけね」

「おめでとう亜弓さん はやくあなたの『紅天女』をみたいものだわ」

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スッ と亜弓立ち上がり・・・

「亜弓さん」

 

テラスに出た亜弓

(そんなバカな・・・!)

(北島マヤ・・・)

(彼女が来年の春までに芸術大賞か最優秀賞をとらなければ

               もう永遠に『紅天女』をわたしと競えなくなる・・・)

 

(その賞のチャンスはこの秋のアカデミー芸術祭しかないというのに・・・)

 

夜空を背景に亜弓 アップ

マヤ・・・!

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                     (この2ページは下半分にダイジェスト版の広告があります)

屋台-みつる- に黒沼の姿

 

「もういいかげんでやめた方がいいですよ黒沼さん」

う〜〜い ヒック・・・

「うるさい! 客に説教するなオヤジ!」

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黒沼のアップ 2コマまたぎ

「おれは情けないんだ あんな社長のもとで芝居作ってるのかと思うと・・・ !」

「あいつにゃ演劇のことなんかなんにもわかってやしないんだ」

 

「『イサドラ!』だと・・・!?]

「ハデに金をかければ賞がとれるとおもってやがるんだ・・・」

 

キイ

 

屋台に突っ伏す黒沼 奥にシルエット

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 ←車が止まった音

 

黒沼の脇に立つ人影

「隣にいいですか?」

 

振り仰ぐ黒沼 見下ろす真澄

「大都の・・・!」

 

真澄アップ

「これはお久しぶりですね」

「黒沼さん」

 

並んで腰掛け

「みたところやけ酒ですか」

「一杯つきあいましょう」

「オヤジ おれにも」

 

グイ 

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ←ネクタイを緩める真澄

 

 

 

屋台の屋根なめてビル街の月夜

 

朝日の射す大沢ビル

 

通用口

「更衣室のロッカーの忘れ物をとりだしたいんですけど」

「ああ まだそのままだよ どうぞ」

 

女優たちとマヤ

「ね! ちょっと!」

「あれみて!」

「え?」

 

マヤアップ 視線の先に背の高い女優

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中央に女優 周囲に背広男性3人    14p-2に縮小して収録

(円城寺まどか・・・・・・・・・!)

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まどか立ち姿                                14p-3

 

マヤと女優二名                              15p-1 最後のセリフのみ変更

「きれいねー さすが星歌劇団の大スターだっただけあるわ」

「光ってる・・・!」

「立ってるだけで目立つわね」

「大きいー!」

「身長172�僂任垢辰董”饌罎犬磴呂┐襪任靴腓Δ諭�

「くやしいけどイサドラ・ダンカン役はぴったりね」          

                             このページの左端はベルシティの募集告知

────────────────────────────────────────

 

 

まどかアップ                                        15p-2

 

フラッシュ                                          15p-3

 

記者のインタビュー                                    16p-1

 

まどかの応答                                        16p-2

────────────────────────────────────────

 

 

質疑                          16p-3 縦長のコマに変更して収録 上下の記者を加筆

 

青筋マヤと 巨大びっくりマーク         16p-5 のマヤの顔は描き替えなのでこのコマはボツ

 

目を閉じた まどかアップ             16p-4

 

目尻にわずかに青筋で頬汗一筋のマヤアップ と顔を見合す女優たち       絵はカット 

(アカデミー芸術祭に参加・・・!?)                             17pにセリフを移植

(この人が・・・!)                                       17pにセリフを移植

(この人の『イサドラ!』が・・・・・・!)                           セリフもカットされた

────────────────────────────────────────

 

 

マヤの イサドラのイメージカット 

(天才舞踏手 イサドラ・ダンカンの生涯・・・・・・ !)

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社長室のドアをノックする手                             78p-2

コッコッ

 

サクラコージ アップ                                  78p-3 服の模様を加筆

「ぼくをお呼びとか」

「ご用はなんでしょう 社長」

 

イサドラ!の台本を手に                                79p-1 セリフのみ移植

「話というのは他でもないがね」 「これを読んでみてくれんかね」

 

サクラコージ 立ち姿

 

手前に社長 奥にサクラコージ

「いやあ 久し振りにうちの事務所も大きな芝居にめぐりあえたと喜んでいるんだ」

「主演はあの円城寺まどか」

「巷ではすでにもう話題になっているほどだ」

「秋の公園にむけて力を入れていきたいと思っている」

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台本 アップ                                                  79p-1

「そこで若手人気NO1の桜小路くんの力をぜひかりたいのだ」

 

手前サクラコージ横顔アップ 奥に社長 応接テーブルに台本                   79p-2

「どうかね? 『イサドラ!』に円城寺まどかの恋人役で出演してみないかね」

巨大びっくりマーク 

「桜小路くん!」

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柱言葉  大沢事務所の役者引き抜きで危機に瀕する「忘れられた荒野」。

引き抜き工作は桜小路優にも・・・        ・・・でした。

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というわけで、のっけから大量の改稿でした。

「ガラスの仮面」では今後こういう形の改稿が増えてきますが、連載原稿で一旦組まれた

プロットをコミックス化の際に組み直しているわけですから後になるほど複雑になります。

 

現時点での大きな変更はマヤとサクラコージの気持ちの描き方で、特にマヤサイドの気持ちが

サクラコージの恋愛感情を拒絶する方向ですから、コミックスでの加筆は主にそういう部分に

なります。(18p〜21p)

 

また黒沼も社長に対していきなり喧嘩腰だったのではなくちゃんと対応していますし、社長も

さほど理不尽な事をしているわけでもありません。

 

一方亜弓の登場シーンや黒沼と真澄の屋台場面などはカット、または後のエピソードとひとまとめ

にして割愛や短縮しています。

 

全体の方向性としては枝葉の部分はばっさりとカットし、展開をスピーディーにしていますが、

その分物語の深みにかかわる登場人物の気持ちや行動の動機や裏付けが弱まり、単純化

されてしまう為、ともすれば唐突な印象をもたらす原因になります。

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解 説 1

 

 

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15号冒頭は前回の続きです、連載時原稿では当たり前ですね・・・(^_^;)

 

サクラコージ アップ                                   80p-1 セリフは変更

「ぼくが『イサドラ!』に出演?」

「円城寺まどかさんの恋人役にこのぼくを?」

 

コピー機の横に立つ社長                                80p-2

「そうとも 天才舞踏手イサドラ・ダンカンの愛した最後の恋人 年下の天才詩人イェセーニンの役だ」

「イサドラが結婚した唯一の男」

「「イサドラと別れた後 ピストル自殺してしまう悲劇の恋人だ」

「情熱的で繊細で甘いマスク きみにぴったりの役だと思うんだがどうかね?」

                                               80p-3は加筆

────────────────────────────────────────

 

 

真っ黒バックに真っ白サクラコージ                                  80p-4

「でもぼくには『忘れられた荒野』があります」

「スチュワート役にも愛着がありますし」

 

デスクの椅子にかけた社長                                      80p-5

「そこだよ それ! 台本を読んでじっくり考えてみてくれたまえ」

「いい役だよ イェセーニンは」

「きっと気に入る」

 

室内風景                                                  81p-1

「それに円城寺まどかが相手役なんてこんな幸運な男はめったにいないよ」

「今から取材や問い合わせがあいついで困っとるんだ」

 

社長の横顔                                                81p-2

「このイサドラは話題になる! この秋一番の評判にしてみせる !」

「どうかね 桜小路くん」

 

サクラコージ横顔アップ                                         81p-3

「せっかくですがぼくは今のこの芝居が気に入っていますし」

「いいスチュワート役を演りたいと思っています」

「今のぼくは他の芝居に出る気はありません」

 

台本を押し戻す風情のサクラコージ                     81p-4 横長のコマに描き替え

「稽古があるので失礼します」

「台本はお返しします」

「必要ないと思いますので」

                                                   81p-5,6は加筆

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社長の後ろ頭なめてドア

パタン

 

社長と部下

「なかなかてごわそうですな」

「うむ・・・」

 

部下

「しかし 桜小路優は若い女性ファンにたいへん人気があります」

「ぜひとも『イサドラ!』の舞台にほしい男ですな」

 

電車        このコマは75p-1にあるので省略

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電車 横から見た描写 擬音省略 

 

パチンコ店    このコマも75p-2にあるので省略

 

窓から電車の音 階下に続くドアからパチンコ屋の音が響く稽古場風景

床にストレッチ中の女優 壁にもたれて台本を読む男優 佇む女優と男優

「それにしても凄い稽古場だな」

「下からはパチンコの音に軍艦マーチ」

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話し合う役者たち 手前の床で柔軟体操中のマヤ

「黒沼先生はぬけた4人の役者の後釜をさがしにでかけたままだし」

「これで稽古といってもねえ・・・」

「わたし達どうなるのかしら?」

いっちに さんし いっちに

 

マヤ 動きを止め・・・ 

(この大沢演劇事務所の秋のアカデミー芸術祭参加作品が『イサドラ !』になるかもしれない)

(もしそうなったらどうしよう あたし・・・)

(これが賞の最後のチャンスだっていうのに・・・)

 

(これで賞をとれなかったら『紅天女』はもう永遠に・・・)

 

また動き始め・・・

(ううん まだそうと決まったわけじゃないんだもの)

(そんなこと考えるのはよそう)

(もし万が一そうなったとしても・・・)

(それはそのとき考えよう)

 

真っ黒バックにフラッシュセリフ

(今はただジェーンを演るだけ・・・!)

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入り口にサクラコージ 迎えるマヤ

「桜小路くん」

「事務所で社長に呼ばれたって聞いたけどなにかあったの?」

「なんでもないよ」

 

サクラコージ と役者たち

「さあ! 稽古稽古!」  パン パン

「柔軟がおわったらきのうのつづきやろう」

 

電車 斜め下からアオリ絵

ゴーー

 

稽古場の窓 外観

「立て・・・!」

「立つんだジェーン!」

「立ち上がれ!」

 

毛糸玉で遊ぶジェーン

 

スチュワートと男優

「こうなんだ 立ってもすぐに四つ這いになってしまう」

「無理ないよスチュワート ジェーンには立ちあがらなきゃならない必要性がないんだもの」

────────────────────────────────────────

 

 

スチュワート と男優 (2段抜きのコマ割り)

「毎日両足のマッサージをくりかえし」

「立つ訓練 歩く訓練 座る訓練」

「それから両の手のひらを開いてやって指の一本一本が動くことを教えてやり」

「物を握れたりつかめたりすることを くりかえしくりかえし教えてやって もう3年だ」

 

「だがジェーンにとってそれはゲームなんだ」

「おもしろがるときもあれば うっとおしがるときもある」

「いやがってかみつく事もある」

「服も着る物だということが理解できない」

 

台の上の毛糸玉のカゴの敷き物を咥えて引っ張るジェーン   グイ

「こうやっていつもいつも四つ足だ」

 

落ちた

バサ  ガタ

 

ジェーンとスチュワート

「ジェーン!」

「なぜ口を使うんだ! どうして手を使わない !」

「この手は物をつかめるんだとあれほど教えたじゃないか !」

────────────────────────────────────────

 

 

怒るスチュワートに 怒ったジェーン

うー ふがー うおー わぉーん

 

さらに怒るスチュワート と止めに入る男優

「ジェーン!」

「よせ! スチュワート!」

「きみは疲れてるんだ!」

 

カンカン  柱に缶ビールで・・・                                     71p-4

 

振り向く役者たち                                             描き替え

 

入り口に赤ら顔の黒沼                                          72p-2

 

マヤ                                                      72p-3

「黒沼先生・・・」

 

酔っ払い黒沼

「もう一度やってみろ今ンとこ」  ヒック

「え スチュワート そんなんじゃ『イサドラ!』に勝てんぞ」

────────────────────────────────────────

 

 

スチュワート 後ろに役者二名

 

スチュワート横顔 頬汗一筋

「はい」

 

ざわ 役者たち

 

這うジェーンと起こそうとするスチュワート

「なぜ口を使うんだ! どうして手を使わない !」

「この手は物をつかめるんだとあれほど教えたじゃないか !」

 

窓を横切る電車

ゴーー

 

怒るジェーン

ふがー

 

さらに怒るスチュワート と男優 電車の音がかぶる  ゴーー

「ジェーン!」

「よせ! スチュワート!」

────────────────────────────────────────

 

 

缶ビールを放り出す手のアップ

「やめろ!」

 

サクラコージの腹に命中

ドッ

 

バシャ  床に・・・

 

カラカラ・・・  転がる空き缶

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真っ黒バックに佇むサクラコージ 服にシミ 両脇におののく男優たち 

 

口に手を当て青筋のマヤ アップ

 

遠くの電車  カンカンカン・・・

 

サクラコージの胸をつつく黒沼 取り巻く役者たち

「おまえ・・・ 『イサドラ!』に出ないかと誘われたそうだな」 ヒク・・

さわ

 

「円城寺まどかの恋人役をやらないかといわれたそうじゃないか」

マヤ アップ

(ええっ・・・!?)

────────────────────────────────────────

 

 

天井

「なんならいってもいいぞ」

「今みたいなスチュワートならおれはいらん・・・!」

「先生・・・」

 

(桜小路くん・・・!)

マヤの目元アップ

「スチュワートはこのときどんな気持ちでいるんだ え?」

 

「3年間 毎日狼から人間になるように訓練してきたんだ」

グイ 胸倉をつかみ

「毎日毎日な!」

 

詰め寄る黒沼 青筋スチュワート

「やっと立てるようになったかと思えばまた四つ這いだ !」

「おまえの教えたことなんかなにもわかっちゃいないんだ」

 

「もうクタクタだ それなのに口を使い 物をひっくりかえし 怒ればほえる」

パッ  ドン 胸を突き放した・・・

「そのあとにくる言葉が『ジェーン』だ もう一度やってみろ !」

 

サクラコージアップ

「ジェーン!」

 

黒沼の両握りこぶし

「もっとカッとしろ! カッと!」

「おまえは頭にきてるんだぞ!」

「学問好きで冷静なおまえが我を忘れるくらいにな!」

────────────────────────────────────────

 

 

「ジェーン!」

電車の音  ガタンガタン ゴーー

「3年間だぞ! 3年間の思いを怒りにしてぶつけろ !」

 

カチャ 黒沼ベルトをはずし・・・

 

バシ 床を叩く

 

ベルトを手繰る黒沼 息を呑む役者たち

 

「これをムチのかわりに床にたたきつけろ」

椅子(毛糸カゴの台)の背に掛けた

「いいなジェーンをひっぱたくつもりで」

「先生・・・!」

「やれ」

 

サクラコージの足  汗一滴

「は はい・・・」

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パチンコ屋店内俯瞰

チーン  ジャラジャラ  ジャラジャラ ♪ ジャンジャン ?  ジャンジャカ ?  ジャン♪

 

スチュワート

「なぜ口を使うんだ! どうして手を使わない !?」

「この手は物をつかめるんだとあれほど教えたじゃないか !」

「なんどいったらわかるんだジェーン!」

 

黒沼つぶやく

「そうだ おまえは頭にきてる」  ブツブツ

「おまえのやったことはなんの役にも立っていない」  ブツ

 

つぶやきに気付く役者たち

「3年間くりかえしやった努力はいったい何だったんだ」

「自分の考えはまちがっていたのか」  ブツブツ

 

怒るジェーン

わおん お〜〜ん

 

黒沼の目元

「こいつはやっぱり狼なんだ」  ブツブツ

 

サクラコージ もやもや背景

────────────────────────────────────────

 

 

黒沼の目元アップ (この場面で初めて黒沼の眼鏡の中の眼の表情が描かれる──うつろな感じ)

「人間じゃない」

「こいつは狼だ!」  ブツブツ

 

バッ サクラコージベルトを手に取った

 

ジェーン(大文字)

バシ   床を叩く

 

注視する役者たち

────────────────────────────────────────

 

 

圧倒されるマヤ

 

ハアハアハア サクラコージ

 

スチュワートの後ろから男優

「よせ! スチュワート」

ハアハア

 

サクラコージ横顔

「きみは疲れているんだ」

ハアハア

 

頬汗のマヤ スチュワートと男優の立ち姿

(桜小路くん・・・!)

────────────────────────────────────────

 

 

役者たち

「すごい・・・」

「スチュワートのくやしい感情がもろに伝わってくる・・・」

 

黒沼の手 ベルトをとりながら

「ムチを振るうことによってスチュワートは自分の学説を床にたたきつけたんだ」

「人間らしくしようと思っていたジェーンを狼として扱ったのだからな」

「スチュワートの努力した3年間の結果がそれだ」

 

黒沼 目元 やさしげ

「彼はジェーンにじゃない 自分に腹をたてていてんだ」

「あのときジェーンとさけんだスチュワートの気持ちはそれだ」

 

「まあいいこのシーンはそれでいこう」

ポン スチュワートの肩を叩いて

「いまのはきまっていたぞスチュワート」

 

スチュワート アップ

ハアハア

 

マヤ 

(桜小路くん・・・)

────────────────────────────────────────

 

 

椅子にもたれ掛かる黒沼  いつの間にか空き缶を拾って手に持っている  72p-4 73pは加筆

「ああ ところでみんな」  ヒク・・

「この芝居が予定されていた 錦友ホールでの上演は中止になった」

 

マヤと役者たち

「ええ───!」

 

空き缶を両手でつかみ椅子の背にヒジをあずけて・・・

「錦友ホールは金がかかるということでな」

「もっと低予算でやれる劇場をこれから物色するところだ」

 

マヤ

「なぜですか!? なぜそんなことが・・・!」

 

黒沼 と役者たち

「『イサドラ!』の方に多く予算がかかるということらしい」

「だからってそんな・・・!」

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黒沼アップ (ここは眼の描写はなし)                       74p-1 セリフはやや変更

「つべこべいうな!」

「そんなわけで上演日と劇場は未定だ」

「それでもおれについて芝居をやりたいというやつは残ってくれ・・・ !」

 

椅子に座り背もたれに肘を乗せた黒沼 正面にマヤ 周囲にサクラコージと役者たち      74p-2

「黒沼先生・・・」   ヒク・・・

────────────────────────────────────────

 

 

ザアア   雨

 

カチャ 雨滴の落ちる地面に開く車のドア

 

真澄の立ち姿

 

この号の柱には おわび・・・作者の美内先生の事情により、まことに勝手ながら、

減ページさせていただきました。

 

柱言葉   予算を削られ、会場の変更を余儀なくされた「忘れられた荒野」

黒沼は一体どう対処するのか!?

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というわけでこの号の原稿は20ページ中の6ページ分がコミックスに採用されたのみで、

ほとんどがボツになりました。

 

サクラコージのスカウトが主に事務所サイドの事情で行われた点と、徐々に条件が悪化する

事にいらだちながらも演技指導に情熱を見せる黒沼の凄みがカットされました。

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解 説 2

16号         (このページのセリフは一部73pに採用されていますが絵は全て描き替えです)

 

パチンコ店 雨

ザアア・・

 

大沢スタジオの看板 雨

 

マヤアップ 窓から雨音

ザアア・・

 

黒沼下向き

「ということだ・・・」

「本当にこの芝居をやりたい奴だけ残ってくれ・・・」

 

黒沼とそれを取り巻く役者たち 俯瞰

ザアア・・・

 

若手男優

「『イサドラ!』に予算がかかるからといって

 先に予定していたぼく達の芝居の劇場をとりやめにしてしまうなんてあんまりだ・・・ !」

「おれ社長に談判してくる・・・!」

 

黒沼顔を上げ・・・

「よせ! 無駄だ!」

「おれが何度も社長とかけあった結果がこれだ!」

 

バタン

扉を開けて男・・・

「おい! 黒沼さんいるか!」

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役者たち

「あ 舞台監督の・・・・・・」

「山本さん」

 

バタバタ  黒沼に駆け寄り  

「きいたぞ えらいこったな! 錦友ホールがダメになったんだと?」

「次の劇場もまだ決まってないそうじゃないか!」

「秋の公演大丈夫か?」

「事務所側がうまくやるといっている・・・」

 

人差し指を立てて

「ところで『イサドラ!』の方は劇場がきまったようだぜ !」

「大都劇場だ」

 

マヤ サクラコージ 役者たち

「大都劇場!」

 

山本氏

「さっき大都芸能の速水氏がきてたぜ」

「あの速水氏がやってくるなんて異例のことだな」

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マヤ (真澄のイメージカット付き)

(速水さんが)

 

役者たち

「すごい・・・! 大都劇場なんて一流じゃない・・・ !」

「よく上演がきまったわね」

「あの速水氏のことだから『イサドラ!』に商業価値をみいだしたってわけだな」

「スタッフも一流どころをあたってるってことだぜ」

 

女優                                                                    73p-3

「ひどいわ! こんなことって・・・!」

「事務所は『イサドラ!』にばかり力をいれて わたしたちの芝居はつぶす気なの!?]

「『忘れられた荒野』はどうなるの?」

 

黒沼                                                                   73p-4

「劇場と上演日は未定・・・ だがおれはきっと演ってやる・・・」

「演ってやるぞ・・・!」

 

バキ  空き缶を握りつぶした                                                    73p-5

────────────────────────────────────────

 

 

口元に手をあてた青筋マヤのアップ

「黒沼先生・・・」

シルエットの黒沼 と役者たち

 

震えマヤ

「あの・・・あの 先生」

「あたし・・・ 演ります」

「どんなことになってもジェーンを演りますから あの・・・」

 

ひたむきマヤの横顔

「やめないでくださいね 「忘れられた荒野」 最後まできっと・・・」

「あたしぜったい演りますから・・・・・・」

 

肩を支えるサクラコージ

「マヤちゃん」

 

黒沼

「ありがとう ジェーン」

────────────────────────────────────────

 

 

複雑な表情の役者たち

 

踏み切り 

カンカンカン

 

傘を差して線路際を歩くサクラコージとマヤ

「桜小路くん 『イサドラ!』の芝居に誘われていたってほんとうなの?」

「ああ」

 

口おさえマヤ 振り返りサクラコージ

「マヤちゃん」

 

笑顔サクラコージ

「心配しないでいいよ ぼくスチュワート役を降りる気はないしこの芝居気にいっているから」

────────────────────────────────────────

 

 

駅で佇む舞

 

サクラコージ

「舞・・・」

 

サクラコージ傘をたたみながら

「どうしたんだ こんな所で・・・」

「待ってたの・・・ もう帰る頃かと思って・・・」

 

笑顔マヤ

「じゃあお先に!」

「おつかれさま桜小路くん 舞さん」

 

改札を抜けたマヤを見送る白目サクラコージ

(マヤちゃん・・・)

 

サクラコージをみる舞

「桜小路くん・・・」

 

雨に煙るふたりのシルエット

ザアアー・

────────────────────────────────────────

 

 

男優二名

「すみません先生・・・」

「ぼく達よく考えたんですが やめさせてもらいたいと思って」

「よそから口がかかっている芝居もあるし・・・」

 

黒沼 (やや淋しげ)

「好きにするがいいだろう」

「おれはとめやせんよ」

 

電車なめて稽古場の窓

「ええ!? マイケル役とリチャード役がやめたって !?」

「スチュワートのおばさん役の小林さんもやめるって話よ」

ガタン ガタン ゴーー

 

マヤ

「そんな・・・!」

 

助手の女性

「欠員の多い場はかわりがみつかるまで稽古をとばすことにします」

「きょうは11場と12場をやります」

 

左手にスチュワート 右手にジェーン 奥に役者たち

「さあ 立つんだジェーン」

「きみに教えたはずだ 歩いてこのピアノの前までくるんだ」

────────────────────────────────────────

 

 

壁際の役者たち

「またスチュワートとジェーンの場か」

「むりないよな 前にやめたのもいれて7人の欠員だぜ」

「稽古どころじゃないよ」

「あーあ あたしも考えようかしら?」

 

スチュワートと召使い                                            87p-2

「ジェーンが脱走しようとしたって!?」

「はい あの窓から外へ逃げ出そうと・・・」

「この絵のせいか・・・ この絵をみて荒野を思い出したんだ !」

 

手を引いて                                                  87p-3

「こい! ジェーン! きみの本当の世界をみせてやる !」

「車の用意をしてくれ!」

 

奥にエレンと召使い 手前にジェーンを抱えたスチュワート                     87p-4 

「スチュワート!」

「スチュワートさま・・・!」

「お望みどおり外へ連れだしてやろうじゃないか!」

「街がどんなものかみせてやるよ!」

キャウーーン キャウーーン

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

(エレンと召使いは代役の    助手二名)

 

 

 

 

 

 

                           このページは88pにそのまま採用しています

サクラコージ横顔

「扉をあけろ!」

「ジェーンを街へつれていく!」

 

マヤアップ

キャウーーン キャウーーン

 

丸めた台本で手を・・・

パン

 

黒沼

「よし! つぎの場だ」

「ジェーンを街からつれて帰ってきたあとの変化だ」

 

おお〜〜ん お〜〜ん 

「ちがう!! もう一度やってみろ!

 

く〜〜ん くん く〜〜ん く〜〜ん 

「ばかやろう 腹をへらした仔犬じゃないんだぞ!」

────────────────────────────────────────

 

92pの2コマ目(ジェーンが街へ出た場面)までは変更なしなので省略。

 

92pの3コマ目(電車の音)は加筆。 (連載時原稿では花とゆめコミックスの広告スペースです)

 

さらに95pの1コマ目(黒沼の演技終了の合図)までは同じなので省略。

 

2コマ目

「スチュワート つぎのセリフだ」

 

手前にマヤの横顔 奥にシルエットのサクラコージ

「7月13日 街から戻ってきたジェーンに異常な変化がみられる・・・」

「ああ いったいぼくのしたことは正しかったんだろうか?」

 

珍しく笑顔の黒沼

「よし! 2人ともいいぞ!」

「実に呼吸がぴったりだ」

パンパン (拍手)

「演技が自然にみえる」

「この調子でやってくれ」

 

マヤとサクラコージ                                           95p-5

「さっきはありがとう桜小路くん」

「おかげで演技がうまくできたわ」

────────────────────────────────────────

 

 

サクラコージとマヤ               95p-4 (横長のコマの中央部のみを縦に伸ばして採用)

「おたがいさまだよ きみのジェーンがいいから

            ぼくのスチュワートもひきたってみえる」

「そんな・・・!」

「ほんとだよ きみがジェーンでよかった」

 

マヤ                 96p-1とは違う絵です (もっとそわそわした感じです・・・(^。^;)

「あたしこそスチュワートが桜小路くんでよかったわ」

「なんだかすごく自然に演技できるの」

「スチュワートが桜小路くんでなきゃ こんなにスムーズに演れないと思うわ」

 

白目サクラコージ                                       96p-2

 

サクラコージ                                          96p-3

「もっと昔に共演したかったね」

「そうすれば きっと・・・」

 

給湯室のふたり 俯瞰                                    96p-4は描き替え

「え?」

「桜小路くん ちょっと」

 

キョンマヤアップ 汗一滴                                   96p-5も描き替え

(なんなの・・・?)

(なにをいおうとしたの?)

(桜小路くん・・・)

────────────────────────────────────────

 

 

桜小路家外観 夜

「はい桜小路です」

 

電話中のサクラコージ

「は? 明日大沢事務所へ?」

「はい わかりました」

「うかがいます」

 

大沢演劇事務所正面外観

「よくきてくれたね 桜小路くん」

「きみを待ってたんだ」

 

廊下を歩くサクラコージと ストライプスーツの中年紳士

「なんのご用でしょうか?」

「きみに会わせたい人達がいるんだ きたまえ」

 

ドアの取っ手

カチャ

 

サクラコージ  ハッと

────────────────────────────────────────

 

 

手前の椅子にシルエットの後ろ頭4人 ドアの脇にストライプ 入り口にサクラコージ

「あなた方は・・・」

 

大沢スタジオ看板

「ええ!? また3人やめたんですって!?」

 

奥に女優と男優 手前にマヤの横顔

「そうよ もうこれで10人・・・」

「これじゃ芝居どころか稽古もできないよ」

「そんな・・・」

 

 

「おい!」

バン  突然開いたドア

「今大沢事務所に『イサドラ!』のスタッフが集まってるんだがすごいメンバーだぜ !」

 

右端にコマ割りまたぎで不安げマヤアップ 

輪になる役者たち

「舞台美術があの有名な古原猛!」

「照明はブロードウェーからよびよせた照明家のラッセル氏」

「踊りの振り付けはあの立花ミレイだぜ!」

 

右手に順に紹介するストライプ 左手にサクラコージ

「こちらが舞台美術で有名な古原猛先生」

「華麗な舞台で何度も賞をおとりだから君もよく知っているだろう」

 

「こちらがブロードウェーでヒット作を多く手がけている照明家のラッセル氏」

────────────────────────────────────────

 

 

「国際的舞踏家の立花ミレイ先生」

「こんど踊りの振り付けを担当してもらうことになった」

 

「演出の藤本夜彦先生」

「芸術祭で賞を3度もおとりだ」

 

まどか

「それから『イサドラ!』の円城寺まどかさんだ」

「よろしく」

 

サクラコージ

「みなさんにおあいできてこう栄です」                   ・・・原文どおりです・・・(^_^;)

「桜小路優です」

 

まどか横顔 (観察するっぽく)

フフ・・

 

手前サクラコージのアップ 奥にまどか

「まあ ほんと」

「イェセーニンのイメージとぴったりだわ」

「ナイーブで情熱的でハンサム・・・」

                              (99pの紹介場面は全て新規加筆です)

──────────────────────────────────────

 

 

まどか薄目の横顔

「よろしくね 円城寺まどかです」

 

サクラコージ 汗一滴

 

バタン 扉閉まった

 

マヤアップ

「なんですって!?」

「桜小路くんが!?」

 

男優とマヤ

「イサドラの恋人イェセーニン役をどうかって スタッフ達から説得されていたって」

「お茶を運んだ事務員が・・・」

「そんな・・・!」

「桜小路くんがスチュワートをやめて『イサドラ!』になんて うそ・・・ !」

 

男優三名

「だってあっちは大都劇場だぜ」

「スタッフも一流ぞろいだし注目を浴びる舞台だよ」

「桜小路にとってもその方がいいにきまってる」

────────────────────────────────────────

 

 

軽く青筋のマヤ

(桜小路くん・・・)

 

階段を駆け下りた 上にシルエットの男優

「あっ! マヤちゃん・・・!」

 

雨の中 走るマヤ  全身

(スチュワートをやめちゃう・・・? 桜小路くんが・・・)

(『イサドラ!』で恋人役を・・・?)

(そんな・・・! うそよ!)

 

走るマヤ  腰より上

(やめないで おねがい 桜小路くん・・・!)

(あなたのスチュワートがいなくなったらあたしどうすれば・・・)

 

目をつむるマヤ 目元アップ

(ジェーンはどうすればいいのよ・・・!)

────────────────────────────────────────

 

 

雨の町並み

(スチュワート・・・!)

 

傘を差したサクラコージ  かなり遠い

 

マヤの足

パシャ

 

呆然マヤ ずぶぬれ

 

びっくりサクラコージ

 

サクラコージとマヤ

「マヤちゃん・・・」

「桜小路くん・・・!」

 

傘を差し掛けるサクラコージとマヤ 

「ずぶぬれじゃないかマヤちゃん」

「いったいどうしたんだ?」

「桜小路くん・・・ 『イサドラ!』に出るの?」

 

傘の中のマヤとサクラコージ

「あなたのスチュワートがいなくなったらあたし・・・」

「あなたのスチュワートがいなくなったらあたし・・・」

「あたしジェーンを演れなくなってしまう・・・!」

 

真っ白サクラコージ アップ     103p-3のコマの絵はトーンと髪の色を加筆して採用

(マヤちゃん・・・)

 

「おねがい・・・ 桜小路くん」                                                     103p-4

サクラコージの肘をつかむマヤの手  ギュ・・・

 

マヤ泣き顔                                                                103p-5

「ジェーンをひとりにしないで・・・!」

「あたし桜小路くんが・・・ スチュワートが必要なの」

「必要なの・・・」

          (101p〜105pのこのシーンの絵は注釈のあるもの以外は全て新たに描いたものです)

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白目サクラコージ                                                              104p-1

(マヤちゃん)

 

口元に手を当てうつむくマヤ横顔

「桜小路くんがいなくなったらあたしどうやってお芝居していいか」

 

雨に煙る町並み

サアア・・・

 

サクラコージ真正面 顔の真ん中にスクリーントーン

「断ってきたよ」

 

マヤ笑顔

「桜小路くん・・・!」

 

「ありがとう 桜小路くん・・・!」

サクラコージに飛び込むマヤ ドン

「ありがとう・・・!」

 

手から離れた傘

 

舞い落ちる傘  3コマで・・・

 

うれし泣きのマヤ それをみるサクラコージ

「よかった よかったわ・・・」

サアア・・

────────────────────────────────────────

 

 

サクラコージアップ 手前にマヤの頭

「きみといっしょに『忘れられた荒野』をやるよ」

「なにがあっても」

 

肩を抱く

ギュ・・

 

雨の中 路上の傘

(マヤちゃん・・・!)

 

柱言葉   「イサドラ!」への勧誘にもかかわらず、「忘れられた荒野」を選んだ

桜小路優だが残された問題は・・・          ・・・でした。

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コミックスとの違いはマヤが「やめちゃいやだ」と言わない事と「『イサドラ !』は断った」との

サクラコージの言葉にマヤが笑顔を見せる事でしょうか。

 

細かい心情の部分ではマヤの気持ちが連載時原稿ではサクラコージの気持ちを斟酌して

お願い口調なのに対しコミックスのマヤは押し付け口調な感じが強いかな。

 

その為かコミックスではサクラコージがというよりスチュワートが必要というニュアンスが漂い

ますが、連載時原稿では桜小路が必要というニュアンスのように思います。

 

また、113p、114pで雨の中に佇むサクラコージの姿はコミックスでの加筆です。

 

この号の発売時期は29巻発売の1カ月前に当たります。

29巻でマヤとサクラコージの心情の描き方が変わった影響はまだないと思います。

 

連載時の原稿ではサクラコージの第2次スカウトも社長の側近の部下によるもので、コミックス

でのまどかが最初から積極的にアプローチした流れとは全く違います。

 

また、役者たちがやめていくのも背景の事情が細かく描かれており、コミックスでの描き方の

ような黒沼の傲慢な指導が決定的な事情ではありません。

 

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解 説 3

 

 

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17号

 

雨のビル街を走る高級車               105p−2 にセリフを沢山加えて採用

 

車内

「まったく円城寺まどかの相手役を断るなんてバカな男だ」

「劇団オンディーヌの若手の中で実力 人気ともに�癸韻世箸いΔ�ら

 『イサドラ!』の舞台に起用してやろうと思ったのに」

────────────────────────────────────────

 

 

まどか

「もういいわよ マネージャー」

 

まどかアップ                                     106p−1 に縮小して採用

(桜小路 優・・・ このわたしの相手役を断るなんて・・・ !)

イメージのサクラコージ

「ありがたい話ですがお引き受けはできません」

 

ここから回想

白目のまどかの後ろから 大沢社長あわてて 

「桜小路くん・・・ この円城寺まどかさんが直接きみにとおっしゃっているんだぞ !」

 

サクラコージ横顔

「ぼくは今やっている『忘れられた荒野』の芝居と役が気にいっているんです」

「スチュワート役は『イサドラ!』のイェセーニン役とくらべてひけをとらないほど

 すばらしい役だとぼくは思っています」

 

まどか

「そう でも相手役はどうなの?」

「わたしと組むよりあなたにとって魅力的な相手なの?」

   (採用コマ以外は全て描き替えです──連載時原稿でのまどかはまだマヤに会っていません)

────────────────────────────────────────

 

 

サクラコージ

 

まどか

「どうなの?」

 

真っ黒バックに白いサクラコージ  (真っ白ではない──上着だけ薄めにトーン掛かってます)

「・・・・・・・・・」

 

決意のサクラコージ

「はい・・・!」

 

のけぞりまどかと 巨大びっくりマーク    (回想ここまで)

 

車中のまどか

(まったくバカにしているわ)

(その相手役の北島マヤというのは昔 

 大河ドラマに出ていて途中で役を降ろされた子だっていうじゃない)

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ビル街の夜景 中央に道路 俯瞰

(このわたしと組むより魅力的な相手だなんて失礼にもほどがあるわ・・・ !)

 

高級クラブ ビアン

 

店内一角に男性客5名 (真澄らしき姿が・・・)

 

店内に入ったまどかと藤本 マネージャー

                                     (コマまたぎで真澄アップ)

真澄気付いて立ち上がる 同席はリーゼントにモミアゲの男 (芸能人か?)

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まどかと藤本の席にブランデーグラスを持って真澄寄る

「ま! 速水さん」

「これからお楽しみですか?」

「これは大都芸能の・・・・・・! いらしてたんですか?」

 

「速水さん きょうはここへはお仕事で?」

「ぼくが息ぬきしていちゃおかしいですか?」

「とかなんとかおっしゃって あちらにいらっしゃるのはどこやらの幹部の方でしょう?」

 

水割りグラス片手の大沢社長

わはは・・

「人づきあいもお仕事のうちですからな」

 

真澄ホステス用の丸椅子に腰掛ける 俯瞰

「どうですか『イサドラ!』の配役の方は」

「それがイェセーニン役がまだ・・・」

────────────────────────────────────────

 

 

真澄                   コミックス107p−1より小さいコマ割りでよりびっくり顔です

「桜小路 優・・・!?」

「彼がそんなことを・・・!?」

 

社長と真澄 のみの俯瞰構図

「そういえば彼は確か速水さんのところの・・・」

「ええ 劇団オンディーヌの役者です」

 

ブランデーグラスを持つまどか             (口にしてはいません)    

「このわたしより北島マヤとかいう相手役の方を選ぶだなんて」

「こんな侮辱ははじめてですわ」

 

真澄                    107p−4  に縮小して採用 連載時原稿では上段左端でした

フフ・・

 

ブランデーグラスを持つ手のアップ                       描き替え

「侮辱ではないかもしれませんよ 円城寺さん」

 

まどか横顔                                           107p-6

「え?」

 

真澄                                          107p-7

「桜小路の相手役をしている北島マヤという少女ですよ」

「『紅天女』の話をきいたことは?」

 

ここから109pまでまったく同じ絵とコマ割りなので省略 (このページ冒頭の3コマは描き替え)

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巨大びっくりマークの次のページです

 

真澄

「この少女が秋のアカデミー芸術祭に参加ということにでもなれば」

「さぞかし審査員達の注目を浴びるでしょうね」

 

目が点の大沢社長

 

「失礼」

タバコを灰皿へ   ギュッ

「ではこれで」

 

席を立つ真澄 呆然と見送る藤本とマネージャー

 

マヤの笑顔のイメージカット 3コマまたぎ

頬汗一筋の青筋藤本と同様のマネージャー

「信じられない・・・」

 

真っ黒バックに真っ白まどか

(そんな・・・!)

 

頬汗一筋の大沢社長 汗一滴

「あの子が」

────────────────────────────────────────

 

 

マヤアップ                                                           75p-3

「この稽古場もずいぶん寂しくなっちゃったわね」 

 

サクラコージ                                                         75p-4

「そうだね マヤちゃん」

 

がらんとした稽古場 (擬音省略)                                     76p-1

                         (コミックスでの76p下段は加筆です)

 

────────────────────────────────────────

 

 

 

電車 路上から仰ぎ見るアングル

ゴーーガタンガタンガタン

 

電車 真横から電車なめて稽古場の窓

ゴーーガタンガタン

 

マヤアップ  斜め下からアオリカット

「でも」

「あたし演るわ・・・」

 

両手を組んで

「ジェーンがね 心の中で叫んでいるの・・・」

「台本をよんだときからもうずっと・・・」

「ジェーンがあたしの中に住みついているの・・・」

 

マヤアップ

「はやく表に出たい はやく声を出して叫びたい」

「喜んだり泣いたりしたい・・・って」

────────────────────────────────────────

 

 

 

真っ白マヤ眼を閉じてアップ

「ジェーンが演りたい・・・!」

「あたしどんなことをしてもジェーンが演りたい・・・ !」

 

マヤを見る白目サクラコージ

(マヤちゃん・・・)

 

サクラコージの回想の泣きマヤ

「スチュワートがいなくなったらあたしひとりでどうやってジェーンを演ればいいの・・・?」

「あたし必要なの」

「スチュワートがひつようなの」

(このコマは回想シーンですが以前の原稿には無い絵とセリフ運びですので新規に描いたものです)

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フラッシュセリフ

「必要なの・・・!」

 

憂い顔のサクラコージのアップ

「たとえ最後の一人になっても ぼくはこの芝居つづけるつもりだよ」

 

大沢演劇事務所 正面

 

ズラ

大勢の役者たち

 

への字口の黒沼

「どういうことです? 社長 これはいったい・・・」

────────────────────────────────────────

 

 

 

デスクを挟んで社長と黒沼 手前に役者たち

「だからいなくなった役者のかわりだよ」

「候補だよきみ 欠員が大勢出ては芝居ができんだろ?」

「へー! 社長がぼくにそんなに協力的だとは知りませんでしたね」

 

詰め寄る黒沼 引く社長

「あなたは『イサドラ!』で賞を獲るつもりでそちらの方に力をいれてるんじゃないんですかい?」

「ばかなことをいっちゃいけない両方とも大沢の大事な公演だ」

「どちらも成功してもらいたいと思っている」

 

さらに社長の胸倉をつかむ黒沼と苦しげな社長

「そりゃあ芝居の内容によって劇場や大道具 衣装や照明など 

      多少の差は出てくるかもしれんがそれはしかたがないだろう !」

「要は芝居の中身だよきみ 中身にあわせて」表が変わるだけのことだ」

 

役者たちを指差して

「とにかく彼らをオーディションしてみたまえ」

「みんなきみの芝居になら出てみたいといってる連中ばかりだ」

 

黒沼手を離した

ドサ  社長椅子に落ちた

 

ジロ  黒沼役者たちへ眼を向ける

フー  社長息をつく

────────────────────────────────────────

 

 

黒沼と役者たち

「よし!」

「ひとまずみんな稽古場へこい」

 

大沢スタジオ看板

 

眼から星が飛ぶマヤ  とサクラコージ  

ぐっ☆

 

黒沼と役者たち 俯瞰

「というわけで彼らはきょうこの芝居の稽古に参加することになった」

「これはオーディションだ」

「一場ずつ役を決めていくから それぞれふりあてられた役をやってくれたまえ」

 

黒沼

「ん〜〜〜ん」

 

男優A 「きみと」

 

男優B 「きみと」

 

男優C 「きみは男爵役をやってくれたまえ」

────────────────────────────────────────

 

 

 

天井 2コマまたぎ

「それからきみと きみと」

「きみがスチュワートの友人役だ」

 

「きみときみはスチュワートの彼女の役を・・・」

「それからきみ」

 

黒沼

「はじめ!」

パン

 

それぞれ台本を見ながら演じる男優たち

 

同じく女優たち

 

演じる役者たち 俯瞰

 

黒沼の眼鏡越しの眼アップ

────────────────────────────────────────

 

 

スチュワートとジェーン そばに役者たち それを見る黒沼

「スチュワート きみは男爵との賭けに勝てると思ってるのか?」

 

母役女優

「いいかげんにおし スチュワート」

「亡くなったおまえの父親が知ったらどんなに・・・」

 

眼を光らす黒沼

 

夜の電車なめて稽古場の窓 

 

稽古場の窓 明かりの洩れる外観

 

マヤアップ 後ろに役者たち

(黒沼先生・・・)

────────────────────────────────────────

 

 

 

椅子に座る黒沼と 整列した役者たち

 

助手

「あの・・・先生・・・ これで全員終了しましたが・・・」

「あの・・・」

 

黒沼 への字口

「ああ・・・わかっとる・・・」

「ご苦労さんだった」

 

ガタン 椅子から立った

 

テーブルの灰皿でタバコをもみ消しつつ  

「坂西・・・良一・・・だったな」

「は はい」

「おまえ残れ」

マヤ見てる

────────────────────────────────────────

 

 

まだもみ消しつつ・・・

「あとは全員帰っていいぞ」

巨大びっくりマークの役者たち

 

頬汗マヤ

(黒沼先生・・・)

 

黒沼 まだ揉んでる

「誤解するな みんな才能がないといってるわけじゃない」

「おれの抱いている役のイメージにあわんだけなんだ」

 

役者たちに向かって黒沼

「おれは妥協するのがきらいなんだ」

「自分の頭にあるものを忠実に舞台に再現したい」

「そのためにはどんな努力も苦労もする」

「自分の思い通りの舞台をつくれないくらいだったら

                   そんな芝居はやめた方がいいと思ってる・・・」

 

稽古場外観

「それだけの話だ」

「きょうはよくきてくれた」

────────────────────────────────────────

 

 

天井

「なんだと たった1人しか採用しなかったというのか ! 黒沼くんは!」

「あれだけ大勢わしが世話してやったのに・・・!」

 

震える社長 後ろに部下

「イメージが違うだと¡? ぜいたくいいおって・・・ !」

「彼は自分で役者を探すといっています」

 

ドン 机を叩いた

「やってみるがいい!」

「どんな役者をひっぱってくるかみてやるわい!」

 

街を背景に歩く黒沼のイメージカット                        77p-4 に縮小して採用

(男爵・・・ スチュワートの恋人・・・ メイド頭でジェーンの教育係・・・)

(どこかにいるはずだ おれのイメージ通りの人物が)

────────────────────────────────────────

 

 

 

ビル群

(どこかに・・・!)

 

サクラコージとマヤのアップ

「黒沼先生はどんな役者を探すつもりなんだろう?」

「不安だわ いったいどんな人達がわたし達の相手になるのかしら?」

 

街頭を歩くマヤとサクラコージ 路上の車

(あの子が北島マヤ・・・!)

 

まどか横顔アップ

(あんな平凡そうな女の子が・・・!)

────────────────────────────────────────

 

 

缶ビールを飲む黒沼                                  77p-6

 

コン 置いた                                       77p-7

 

街を歩く人々                                       77p-5

 

植え込みの縁に腰掛ける黒沼                            78p-1

(きっとどこかにいるはずだ・・・・・・!)

 

柱言葉   完全主義者の黒沼のため代役のオーディションも進まない。

迫る上演に果たして間に合うか・・・!?       ・・・でした。

 

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この号での主な変更点は大沢社長が速水氏のマヤ評によって「忘れられた荒野」の

上演に協力的な態度を示す部分をカットして話を単純化した点でしょう。

 

元々「ガラスの仮面」には1つの出来事に対し登場人物がそれぞれの気持ちに応じて様々な

アクションを起こしていきながら大筋が紡ぎ出されるという特徴がありますのでこうした細かい

部分をカットすると展開が唐突になり、その事件にかかわった人々の心理描写の深みが後々に

至るまで失われるので、マイナス面のほうが多いのではないかと思います。

 

マスミンのマヤへの後方支援はまどかを慰める目的ではなく、大沢社長に上演継続させる

為だったと思いますので、ひとまず成功していたのですが今度は黒沼が・・・・・・(^_^;)

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解 説 4

 

18号はコミックス82pの役者公募のポスターから始まり86pまではまったく同じです。

 

次ページ

 

助手

「黒沼先生『ステージ・ドア』をみていい役者が応募してくれるといいですね」

「ここの記者に話してせっかく記事にしてもらったんですから」

 

助手とカップ麺をすする黒沼

「あ! あそこの編集長は黒沼先生の昔のお友達だそうですね !」

「よけいなことはしゃべらんでいい!」

 

「それからどうしましょう黒沼先生」

「社長は会社の恥だからチラシを貼るのはやめろといっていますが・・・」

「かまわん 貼れ!」   ズル

 

黒沼

「どこでどんな人間が目にとめるかもしれんのだ」

「できるだけたくさん一枚でも多く貼れ!」

 

助手

「はい・・・」

 

微笑みのマヤ

 

天井

「よし! 稽古だ!」

「ジェーン スチュワート 位置について!」

「はい!」

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マヤ 黒沼 サクラコージ 飛ぶ灰皿 多重稽古シーン

(黒沼先生・・・)

 

(あたしついていこう)

(黒沼先生についていこう)

(どんなことがあったって!)

(お芝居がすき・・・!)

「ばかもーーーん」

 

白目マヤ アップ

(あたしお芝居が好き・・・!)

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次ページは 119p-3 の舞とサクラコージの喫茶店での会話です。

120p(サクラコージ頬汗)までは連載時原稿もコミックスも同じ。 

ここから96p-最下段街を歩く黒沼の場面になり98p-2(黒沼のモノローグ)までは同じ。

 

大沢演劇事務所 外観

「黒沼先生? さあ さっきまで事務所にいたけどな」

 

一室のドアに人だかり

「みて! すごいわね円城寺まどかさんのダンス・・・・・・ !」

 

マヤ 気付く

 

割り込む

「ごめん ちょっとあたしもみせて・・・!」

 

マヤアップ

(うわ・・・っ!)

              (このページのセリフは67pにありますが絵は全て描き替え)

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つぎの68pはまったく同じ 69p−3まで同じ

 

(お芝居が好き・・・!)

大沢スタジオ外観

「ようし! 2人とも休息だ!」

パン

「休んでいいぞ!」

 

サクラコージ 奥にマヤ

「ジュース買ってきます」

「あ・・・あたしもいく」

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スタジオ外観

「おいジェーン わしにパンだ」

「えーと サイフはと・・・」

 

パチンコ店横の通路にサクラコージ

チーンジャラジャラジャンジャカジャンチーン

 

サクラコージの前に車が・・・

キイ・・  止まった

 

まどか

「あら・・・! ここがあなた達の稽古場だったの !」

 

サクラコージ

「円城寺さん・・・!」

 

ドア閉める手

「こんな稽古場もあったなんてしらなかったわ」

バタン

────────────────────────────────────────

 

 

右端にまどか立ち姿

 

まどか笑い顔

「才能のある人達は環境なんて関係ないのね」

オホホホホ

チーン ジャラジャラ チーン ジャラジャラ

 

足元 まどかともう1人

「ああ 紹介するわ」

「イサドラの恋人イェセーニン役の倉橋真一さん」

 

まどかと倉橋

「彼なかなかのハンサムでしょう?」

「あら でも有名なのはあなたの方かしら」

 

サクラコージ

「はじめまして 桜小路 優です」

 

倉橋

「倉橋です」

「円城寺まどかさんの相手役をさせてもらえるなんて夢みたいです」

「桜小路さんのおかげでぼくにこんな大役がまわってくるなんて

                  ぼくってほんとについているんですね」

────────────────────────────────────────

 

 

倉橋

「円城寺さんにリードしてもらって一生懸命がんばりますよ」

はははは

 

まどかとサクラコージ

「あなた青年学者の役はいかが?」

「さぞ熱心に狼少女の教育をやってらっしゃるんでしょうねえ」

 

まどかと倉橋

ほほほほ

「もっとも他の役者がいないのではそれしかやることはないのでしょうけど」

はははは

 

白目サクラコージ 後ろの階段から足が

コトン

 

まどか注目

────────────────────────────────────────

 

 

嬉しげなマヤと まどか

 

マヤアップ

「円城寺・・・まどかさんですね」

 

青筋頬汗への字口まどか

(この子・・・!)

脳裏に真澄のイメージ

「彼女は『紅天女』の候補といわれる少女ですよ」

 

まどかの足

「あたくしになにか?」

 

キラキラマヤ

「星歌劇団のお芝居・・・あたしTVでしかみたことないけれど」

「すごくきれいですてきでした・・・」

「歌も踊りもみていてうっとりするくらい」

────────────────────────────────────────

 

 

キラキラ微笑みマヤ

「天才舞踏手イサドラはきっとお似合いです」

「円城寺さんにぴったりだわ」

 

まどかと倉橋 頭に ☆ (計4つ)

 

両手でつかんだまどかの右手を上下に振りまくるマヤ

「どんな舞台になるのかあたしすごく楽しみです」

「頑張ってくださいね」

困惑のまどか   ハ・・・ァ どうも・・・

 

引きながら

「あ・・・う・・・」

「あなたも適役みたいだけれどしっかりお演りになってね」

 

笑顔マヤ

「はい!」

 

車の中 赤ら顔への字口で☆を飛ばすまどか ボーッとした倉橋

「調子狂ってしまった・・・」

リアウインド越しに激しく手を振るマヤ

────────────────────────────────────────

 

 

車中のまどか マヤの特大笑顔のイメージを思い浮かべ・・・

(大都芸能の速水氏の言ったことが本当だとしたら・・・)

(なんの取柄もなさそうな いかにも平凡そうな子なのに)

 

真っ黒バックに稲妻フラッシュ 真っ白まどか

(恐ろしい子だわあの子・・・!)

 

キョンマヤと 腹と頭を抱えて苦しげサクラコージ

「どうしたの?桜小路くん」

クックッ 「いや」

 

サクラコージマヤの肩に手を掛け

「なんでもないよマヤちゃん」

「なんでもない」

「きみはほんとに芝居が好きなんだね」

「うん」

 

サクラコージ横顔 奥にうれしげなマヤ

(円城寺さんはライバルなんだよマヤちゃん)

(その事実に気づいていないのかい?)

(あんなセリフをいえるなんて きみってほんとに・・・)

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけでコミックス30巻18pからの初対面シーンは加筆です。

 

優しいまなざしのサクラコージアップ 笑顔マヤのイメージ 2段抜き

(きみってほんとに・・・)

 

(マヤちゃん・・・)

 

工事現場                                               114p-3

ダダダダ

────────────────────────────────────────

 

 

 

  

 

 

ここから117p、のちにアン役になる店員の場面までは変更はありません

 

星空のアパート

 

テーブルを囲む つきかげ&一角獣の面々 俯瞰で

田部 「いよいよオーディションは明日かァ」

堀田 「残念だな おれ達の秋の公演が無きゃ黒沼先生のオーディション受けられるのにな」

美奈 「そうね そうしたらマヤと同じ舞台に立てるかもしれないのにね」

泰子 「あら 黒沼先生ってきびしいのよ 全員おとされるかもよ」

                      (他に麗、さやか、細川、二ノ宮、マヤも居る)

窓越しに空を仰ぐマヤ

(オーディションか・・・)

(いったいどんな人達が集まるのかしら・・・?)

(どんな人達とお芝居することになるんだろ・・・)

────────────────────────────────────────

 

 

パチンコ店 外観 (擬音は面倒なので省略します・・・(^o^;)

[オーディション当日]

 

パチンコ店前にたむろする人々 それを眺める近所のおばさんたち 

「なんですの? この奇妙な集団は・・・?」

「さあ・・・?」

 

椅子に掛けた黒沼 そばに助手 

「そろそろオーディションはじめましょうか? ずいぶんひともきているようですし」

少し離れて立つサクラコージとわくわくマヤ

「どんな人がきているのかしら?」

 

黒沼

「よし! 応募者を入れろ!」

 

バターーン  扉の向こうに大勢の人影

────────────────────────────────────────

 

 

ズラッ                                                122p−1

 

マヤアップ                                               122p-2

 

つるはし男と店員その他 右下からアオリのカット

 

婦長とバイク男その他    左上から俯瞰のカット

 

塾の先生と不良おばさん   左側面からのカット

 

やくざ者とおかまと乞食その他    123p-1 にやくざ者の髪を脱色して書き文字フーを加えて採用

 

真っ黒バックに真っ白サクラコージの横顔

 

助手二名

「あれれ・・・」                   123p-2ではない (絵もセリフも描き替えています)

 

マヤ

「『忘れられた荒野』のオーディションをこのひと達が・・・?」

「このひと達がお芝居をやるの・・・?」

────────────────────────────────────────

 

 

真っ黒バックに真っ白黒沼 煌く眼で

フ・・・

 

真っ黒バックにマヤ

(黒沼先生!)

 

マヤ                                                    123p-3

(この人達が「忘れられた荒野」の芝居を・・・?)

「おう! はやくはじめろや!」

────────────────────────────────────────

 

柱言葉  いよいよ、一般公募によるオーディションが、始まる。

いろいろな人々が、集まってきたのだが!?            ・・・でした。

 

 

ご覧のように、能天気娘マヤと高慢ちきプライドオンナ円城寺まどかとの初対面はマヤの

圧勝でした。

 

コミックスではまどかに対して最初からマヤが遠慮している風な描き方ですが、連載時原稿では

お互いがお互いを一度は見掛けている事で、初対面から遠慮の無い対面風景となり、マヤの

演劇大好き娘パワーが全開した格好です。        ・・・なのか?・・・(^。^;)

 

オーディション風景では脇役の皆さんはやはりカットの対象になってしまいました。

つきかげ&一角獣の面々の場面でさえも・・・(^_^;)

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解 説 5

 

19号冒頭2ページは変更なしで、コミックス124pの場面にそのままつながります。

 

126pにあたる部分から改稿があります。

マヤが素人の演技にきゃらきゃら笑う後です。

 

アップのサクラコージ

(マヤちゃん・・・)

 

(きみにとってはこのオーディションも芝居みたいに思えるの?)

(劇自体がどうなるかわからないという深刻なときなのに・・・)

 

真っ黒バックに微笑み真っ白黒沼 額に光

 

朝日が射す大沢スタジオアオリ外観   [3日後]                       126p−1 

「この前はオーディションご苦労様でした」                      

「審査の結果あなた方にやっていただくことになりました」

「これからひとつ芝居が終わるまでよろしくねがいます」

 

つるはし男ら                                               126p-2

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当日の夜に変更

「この前は」がカット

 

天井

「配役を発表いたします」

「<男爵> 古原 明さん」 <家政婦頭> 江村 直子さん」

 

助手汗一滴で・・・ 横にサクラコージとマヤ

「素人が8人もはいってる・・・」

「役者としてまともなのは男爵役の古原さんだけだぜ」

 

2コマまたぎの黒沼                                          126p-3

(セリフ多いので省略)

 

大沢演劇事務所正面 外観                                     127p-最下段

「おい! 黒沼さんついに気がヘンになったらしいぞ」

「素人を8人も使うそうだ!」

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と言うわけで27p-5は加筆

 

ダンスレッスン中の『イサドラ!』組の役者たち

「土木工事人に 看護婦 塾の教師に 暴走族の少年」

「ハンバーガー屋の店員に学生」

「それに暴力団員に子連れの主婦ですって・・・!」

「えらいメンバーね」

 

 

藤本 その後ろに 柔軟体操中のまどか

「フン! 鬼才黒沼龍三5年ぶりのカムバックもこれじゃあ演劇界は相手にもしないぜ」

チッ

ホホホ

 

大笑いのまどか

「そうね 素人芝居を金をはらってみにくる人もいないでしょうからね」

オホホホ

 

「そうそう いいぞ!」 「肩の力をぬいて!」                        128p-3

あーーーっ

「大きく息を吐きながら!」

────────────────────────────────────────

 

 

 

黒沼とサクラコージ 俯瞰

「おい スチュワート 見本みせてやれ!」

「はい」

 

サクラコージ    128p-4  あー の書き文字を大きくしベタを施し、背景の人物を加筆して採用

あーーー

 

つるはし男ら                                             128p-5

「すげえでかい声」 「さすがプロ」 「よく息つづくわね」

 

わおーーーん   ぎく・・・                                                   129p-1

(情景省略)

────────────────────────────────────────

 

 

ジェーン (をみている素人らの目線で捉えたアングル)

おおーーん

 

ジェーンの後ろ頭なめてつるはし男ら

おーーん

 

ここから129p 下段3コマ(バトリー夫人)につながります。

134p(アンの返事)までは連載時原稿と同じですが、アンのベストとコルベール牧師のズボンは

ベタ塗りを加筆して画面にメリハリを加えています。

────────────────────────────────────────

 

 

次のページは

 

線路側から見た大沢スタジオの建物外観 日が傾いているので夕方の模様

「ようし! さっきのつづきだ!」

カンカンカン

[いままでとはちがう不思議な熱気が稽古場に生まれはじめていた]

 

さらに日が傾き・・・

 

黒電話

ジリリーーン

 

顔拭きマヤと助手

「北島さん 電話」

 

マヤ

「はい 北島マヤです」

 

マヤ目元アップ

〔お久しぶりね 元気そうな声だわ〕   ピン

────────────────────────────────────────

 

 

乗り出しマヤ                                     34p-3  に背景を描き加えて採用

「亜弓さん・・・!?」

「亜弓さんなの!」

 

亜弓                                    34p-4  セリフを自宅用に変えて採用

「ええそうよ 亜弓です 稽古の最中だったのならごめんなさい」

〔ううんいいのよ! あたしの稽古は今 終わったとこなの !〕

 

横顔マヤ

〔あなた月影先生の行方についてなにかしってらして?〕

「月影先生の行方?」

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

次のページはコミックス35pと同じです。

36p−3(亜弓の「ええ かならず・・・」まで同じですが、電話を受けるシチュエーションが違うので

ここから異なります。

 

必死の形相で階段を駆け下りるマヤ 上にシルエットで・・・

「あ! マヤちゃん」

「ごめんなさい お先に! 桜小路くん!」

 

商店街を駆け抜けるマヤ (右に八百屋、左に魚屋、路上に三輪車ボーイ) マヤ絵のみ36p-4へ

(行先がわかったらすぐ教えるっていっておいて あの男・・・)

 

走るマヤの横顔アップ                          36p-5とは絵もセリフも違う

(忘れているなんていわせない・・・)

(かくしてるんだわ)

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

電車内でドアの前に立つマヤ

(きっとまたなにかたくらんで・・・)

ゴトンゴトン

 

高架を走る電車                              36p-6とはアングルが違う

(そうよ あいつのやりそうなことだわ!)

 

「黒沼くん!」

ダン 机を叩く手                                 135p-6とは角度が違う

 

咥えタバコの黒沼 奥に大沢社長  2段またぎ

「素人を8人も使うだと!?」

「わしの出張のあいだによくもそんな勝手なことを・・・ !」

「わしゃ 素人芝居をやってもらうために金を出すんじゃないぞ !」

 

「演劇界のもの笑いの種だ!」

「わしに無断で勝手なことはするな!」

────────────────────────────────────────

 

 

灰皿にタバコをもみ消しながら

「今まで芝居の経験がなかったというだけです」

「彼らはおもしろいものをもっている」

 

黒沼

「おれの今度の芝居に必要なんです」

「彼らをうまく使えばおもしろい芝居になる」

「舞台の上ではおれが立派な役者にしてみせますよ」

 

「さすがは黒沼先生 たいした自信ですこと」

カチャ 扉をあけて・・・ 

ホホホホ・・・

 

右にまどかと藤本 左に黒沼 奥に社長

「これは円城寺まどかさん・・・! それに演出の藤原先生も・・・ !」     ←藤本の誤植

────────────────────────────────────────

 

 

藤本

「まったく黒沼センセイの才能はたいしたものですからな」

ははは・・・

「さぞかしすばらしい舞台になさる自信がおありなんでしょう」

 

黒沼の足

「そのとおりだ」

「照明や舞台装置に頼らなきゃならない芝居とはわけがちがう」

 

藤本と黒沼

「な・・・!」

「なんだと わたしの芝居がそうだというのか」

「そうじゃないんだったらだまってろ!」

 

藤本

「ぶ 侮辱するのかねわたしを・・・!」

 

藤本横顔

「わたしは照明も舞台装置もいつも一流を選ぶ」

「それは一流の舞台をつくりあげたいからだ」

「客もそんな中から生まれた芝居を満足して帰ってゆく」

「きみは演技だけで舞台をつくれると思っているのかね?」

 

藤本 正面

「大変な自信だが 黒沼くん」

「きみは わたしの芝居に勝てる自信はあるのかね」

────────────────────────────────────────

 

 

黒沼 横顔

「ああ・・・!」

 

ショック藤本

 

真っ黒バックに真っ白黒沼の横顔

「感動を生むことができるのは演技だけだ」

「装置も照明もそれを助けるだけだ・・・」

 

左黒沼 右藤本 そのうしろにまどか ふたりの間に小さく社長

「おもしろい・・・! きみの『忘れられた荒野』か」

「わたしの『イサドラ!』か どっちが上か こんどの舞台で闘ってみようじゃないか」

「黒沼くん!」

────────────────────────────────────────

 

ご覧の通りの展開で、コミックスでの土下座のような展開ではありません。

むしろ藤本が黒沼と大沢社長との会話の間に入ったため舞台勝負のような展開になり

両舞台の並存で進む方向です。

 

次ページはマヤが大都芸能に乗り込む場面ですが冒頭をカットしています。

 

夕空にそびえるビル

[大都芸能]

 

受付カウンターを素通りするマヤと受付嬢

「あ・・・もし ちょっと・・・!」

スタスタ

 

エレベータのボタンを押し

チン ガーー

 

カウンターを出て追いかけてきた受付嬢 間に合わず

「あ・・・」

バン

 

階数表示

ウィィ〜〜〜ン

 

チン シャー

マヤの足

 

決意の青筋マヤ 廊下の人々に眼もくれず

カッカッ

────────────────────────────────────────

 

 

ここから 37p(社長室)の場面になります。

この号は44pの真澄登場場面までで誤植の修正37p-3マヤの「会議はどこですか?」に「室」を追加、

38p-1詩織の「どうか?」に「して」を追加した事と、43p-2の詩織の場面に背景の花を追加した以外

には変更なしです。

 

 

柱言葉は  真澄の見合いの相手との突然の出会い。動揺するマヤ。

そして会議室から現れた真澄。どうなるー!?     ・・・でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

このパートではなくなっても話しの通じるコマを間引きしたような改稿でした。

主にストーリーの短縮が目的のようですね。     ・・・なんで?・・・(?_?)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

解 説 6

 

 

 

 

20号冒頭もややカットしています。

 

真澄アップ

「おやおや」

「これは大都芸能へ豆台風のおこしか」

「なんの用だ?」

 

左手に真澄 中央にマヤ その後ろに社員たち

「月影先生のことで話があるっていえばわかるでしょう!?」

 

このページ最下段は例によってあらすじコーナーです。

────────────────────────────────────────

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真澄の後ろに人影  (薄い影なので水城冴子であることは判ります)

スッ

 

マヤ びっくりマーク

 

次のコマが45p-2(水城出現)の場面でここから51p

           (紅天女のイメージカット)まではほぼそのまま収録。

 

46p-5マヤのモノローグのセリフに装飾を施しています。

 

次はやや違って

 

マヤ頬汗一筋の横顔

(『紅天女』のふるさと・・・)

(そんな所が)

 

真澄横2コマまたぎ

「月影先生は自分の居場所を公表するのはやめてほしいとおっしゃったんだ」

「もし ひとに知られることがあれば そこを出て姿をかくすとまでいわれたらしい」

 

「そしてきみにも居場所は教えないでもらいたいと強くいわれたそうだ」

「来年の春まではな」

 

青筋頬汗マヤアップ

 

真澄                                      52p-2 上のセリフを移植して採用

「わかるだろう?」

「来年の春までは・・・だ」

 

セリフのみのコマ

(来年の春まで・・・)

(『紅天女』決定の期限まで・・・!)

────────────────────────────────────────

 

 

52p-1 のマヤは加筆、また53pの右側一列は全て加筆。

連載時原稿のこのページ左側は週刊セブンティーンの広告スペースです。

 

53p-4(月影の回想)から61p-3(詩織を車に乗せる)までは変更なし。

 

53p-4(真澄)のコマは連載時原稿では 53p-5(マヤ)のコマの位置と配置が逆でした。

さらに53p-4の場所にあったマヤのカットは描き替えています。

絵柄はほとんど同じですが胸の位置よりも上を描いている点から、カットされたもう1つの

マヤとの共通点が浮き上がります。

実はこの時のマヤの服装は上着の下の服に“にっこりりんご”の模様があるのですが、

カットされたマヤの正面向きのコマはいづれにもこの“にっこりりんご”の模様がはっきりと

描かれているのです。   [ ^^]    ← こんな模様       ・・・(^_^;)

 

もう1つのカットは冒頭の豆台風の場面でこのマヤも真正面向きで、このマークがはっきりと

見えていました。

 

私的にはこうした疑惑が浮上する程この場面の絵の描き替えは(?_?)なのです。   ・・・(^0^;)

 

以下2コマは変更なしですがその次のページがややカットされているので記述します。

 

手前に真澄横顔 奥にマヤ                                 53p-6

「あ・・・」

「あの・・・じゃ あたし」

 

マヤ                                               53p-7

「あたしこれで・・・」

「まちたまえ」

────────────────────────────────────────

 

 

歩道上 手前に振り返るマヤ 歩道中央に真澄 奥の車道に車 の俯瞰構図

「まだなにか?」

 

真澄

「きみほどおれにたてつく人間はいないぞ」

 

マヤ 汗一滴

「あたしは正直なだけです!」

 

真剣真澄アップ

「まったくだ」

「あれに正面きってまっ正直に むかってくるのはきみだけだ」 

「きみ ひとりだけだ」[●●●●●]

 

右に横顔マヤ頬汗一筋 奥に真澄 真っ黒バック

「速水さん・・・」

 

真澄 顔の左半分ベタ塗り

「プラネタリウムへいったのは きみとたずねたあれが最後だ チビちゃん」

「これからは行くことはないだろう」

「おそらくもう永久に・・・」

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

←これはルビ(ふりがな)です。 本来は「きみひとりだけだ」のセリフの上に、四分の一サイズでセリフの強調目的で振るつもりのものです。 IEではそれっぽく見えますが、Firefoxではルビを振りたいセリフの後ろに(●●●●)のように表示され、Google ChromeとSafariではターゲットの文字よりも狭い範囲に密集して表示されます。 IE以外のブラウザではうまく表示できていません・・・\(^o^)/  他のブラウザをお使いの方は、一度IEでお試し下さい。

 

稽古場 夜                                               139p

カンカンカン・・

 

次の2コマは変更無いので省略(素人たちが稽古せず博打などしている場面です)

 

最下段               139p-4には助手ではなくマヤが居てセリフも変更になっています

サクラコージ と助手二名

「黒沼先生は出てったっきりまだもどらないので」

「これじゃ稽古にならないよ」

「ズブの素人だから黒沼先生がいないと稽古やらないんだ」

 

────────────────────────────────────────

 

 

右端にサクラコージ 頬汗横顔                                    140-1

「ひどいもんだ 『イサドラ!』のメンバーは毎日猛稽古しているというのに」

素人たち

「キャー なによいやらしい」

「気安くひとのおしりさわるんじゃないよ オッサン !」

(コミックスではこのコマのサクラコージの位置とセリフは変更し、

  店員のスカートが黒に修正されています)

 

青筋マヤとサクラコージ

「桜小路くん・・・」

わいの わいの

 

円城寺まどかと男一名

ほほほほ

「なあに この稽古場は!」

「円城寺さん・・・!」

                    (この2コマのセリフは140pにありますが絵はまったく違います)

────────────────────────────────────────

 

 

                    (このページのセリフは140pにありますが絵はまったく違います)

 

まどか右端 左奥にマヤとサクラコージ その後ろに素人たち

「まるで浮浪者のたまり場ね」

「黒沼先生がすごいタンカきってらしたからどんな稽古かと思ってきてみれば・・・」

「小学生でも学芸会の稽古はもっとちゃんとやるわよ」

 

ハチマキ腹巻きのオヤジ

「おー ネエちゃん」  ヒク

「好きなこといってくれるじゃねーかよ お」

 

まどかの左手をつかみ

「きたらあいさつぐれェしなってんだ!」

「きゃっ!」

サクラコージ

「よせ!」

 

「やめろー!」                                   141p-1  これのみ同じ

ガシャン

────────────────────────────────────────

 

 

 

酔っ払い黒沼        141p-2  絵はまったく同じですが連載時原稿ではセリフはありません

ヒック・・・

 

真っ白マヤ          142p-1  コマを拡大して下のコマのセリフもまとめています

「黒沼先生・・・」

ざわ  ヒク

 

黒沼

「おまえらなにやってんだ稽古もしないで」

「芝居がやりたくてここへやってきたんじゃねえのか」

 

黒沼の足

「これから稽古をやるぜ」

「みんな覚悟しろよな」

────────────────────────────────────────

 

 

「黒沼先生 きょうはやめた方が・・・!」                           142p-1

バシ

「うるさい! 酔ってても頭はたしかだ!」

ひっ・・・

 

黒沼                                                      141p-2

「いいかおまえらな」 ヒクッ

「芸術祭だ賞をとるんだ・・・いいな」

「いい演技してくれよな」

 

天井                                                      141p-3

「賞・・・!?」

「先生 そんな・・・! おれたち素人で・・・」

「やかましい!」

 

黒沼                                                     141p-4

「この芝居で賞をとるんだ!」

「なにがなんでもな!」

 

黒沼の指 素人たち                                             141p-5

「全員位置につけー!」               

「『忘れられた荒野』これより一幕から通し稽古をする─── !」

「ええー! 通し稽古ー!」

「まだどんな演技をやったらいいかもわからないのに・・・ !」

───────────────────────────────────────

 

 

青筋サクラコージと頬汗マヤ

「あれほど賞のためには芝居はやりたくないといっていた黒沼先生が」

「黒沼先生・・・」

 

まどか

ホホホホ 

 

黒沼と その言葉にびっくりのまどか

「円城寺さん あんたもその目 ようーく あけておれのやる稽古みてな・・・!」

ヒク

 

黒沼 指鳴らし

バキッ

────────────────────────────────────────

 

柱言葉    賞のために芝居はしない! と言っていた黒沼の突然の心変わり。

疑惑に包まれたまま稽古が始まる       ・・・でした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

この号も複雑でしたね・・・(^_^;) 大筋には変更は無く、特にカットされたエピソードも無いのですが

細かい修正がいたるところにあって検証が大変でした。    ・・・(^o^;)

 

 

今回はこれでおしまいです。

次回はいよいよ 「狼少女ジェーン 通し稽古編」 になります。

 

「忘れられた荒野」の物語はこの通し稽古で描かれたものが最も連続したストーリーであり、

その物語の全容はここを連載時原稿で読まねば解らなくなっています。

 

通し稽古のエピソードはコミックスではわずか40ページしか採用されませんでした。

しかし本来は6回(約160ページ)の連載で描かれたものですので、かなりのカットがある事は

明らかです。

 

改稿ファン?のみなさまはどうか気長にお待ちくださいね。   (^・^)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

  解 説 7

 

 

 

 

 

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12/02/22 コンテンツ全体の修正

06/04/13 背景とレイアウトの変更

 

06/04/29  「 キエカナ」 へのリンク追加

06/05/08 屋台場面の注釈を追記 

06/04/12 背景とレイアウトの変更

06/04/06 画像のレイアウト変更

06/04/12 記述の追加とレイアウトの修正

06/05/01  「 キエカナ」 へのリンク追加

06/04/12 レイアウトの変更

06/04/12 新事実の追記二件と全体修正

06/04/17 内部リンクの追加

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06/04/17 内部リンクの追加

06/05/01 コンテンツ名変更

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06/06/16 更新 記述の追記と修正 

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06/06/16 解説・注釈の追記と記述の修正

                                  

                 

             

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