読み始めたら止まらない 大河解説ロマン  ガラスの改稿 狼少女ジェーン 13 ロビーの波乱後編

〜 ガラスのように もろく壊れやすいシナリオ ひとはみな素顔を隠して それをえがく 〜 

第11章 紫の影 14 狼少女ジェーン 13 ロビーの波乱後編

も く じ

2006/04/25 作成  06/05/01 コンテンツタイトルの変更   06/06/03 記述の追加と微修正   

 

あらすじ

 

円城寺まどか主演のミュージカル『イサドラ』の初日は大歓声の中幕を降ろした。

ロビーの一角には初日の成功を祝う席が設けられた。

 

まどかはマヤに舞台の感想を求め、マヤは感動の余韻のままに演技を再現する。

招待客たちが見つめる中、まどかとは少し解釈の違うラストシーンが演じられ、

周囲の人の注目を集めるのを見た速水真澄が突然拍手を送り始めた。

 

真澄はいきなりチキンを床に放り、マヤに狼少女の演技をしてみろと挑発する。

唖然とする招待客たちの視線の中に立ち竦むマヤはどうするのか・・・ !?

息を呑む紫織、亜弓、理事長らの見つめる中、真澄の真意ははたして・・・ !? 

 

 

 

 

 

 

 

解説

 

 

かぜの迷宮

 

 

サイトマップへ戻る

 

 

花とゆめ1985年15号(連載第214回) は巻頭カラーです。 (創刊300号)

この号のカラー扉はコミックス31巻のカバーイラストに採用されています。

 

カラーだが白目のマヤのアップ (このカットは31巻カバーの折り返しに縮小して採用されている)

 

頬汗で見詰める紫織の立ち姿  背景に真澄のアップ

(真澄さま・・・?)

(あなたともあろう方がなぜこんな少女を・・・?)

 

ガラかめの巻頭カラーページはアオリのための絵が多いので、コミックスではカットされることが

多いのですが今回もその例に漏れずカットされました。

────────────────────────────────────────

 

右手前に軽く青筋頬汗の紫織の横顔アップ  中央に真澄 床にマヤ 後方に見物人たち 

(世間の人がどういおうと 

 わたくしはあなたのことを誰よりもやさしい心をもった方だと信じていますわ)

「どうした? 狼少女」 「君の食事はあの床の上だぞ」

ザワザワ

(そのあなたがこんな少女になぜこんなことをなさるのですか・・・?)

 

※このページの絵はコミックス32巻冒頭(5p)のページに採用されていますが、紫織の横顔は

円城寺まどかの横顔に変更しモノローグもまどかの漏らしたものに変更しています。

 (な・・・なんなの これはいったい・・・) (きょうはわたしの舞台の初日なのよ)

 (こんな・・・こんなバカな・・・・・・

さらに、真澄は脱いだ上着を手に持っている形に描き替えていますが連載時原稿ではまだ脱いで

いないので上着は着たままです。 (マヤと後方の人物は変更なし)

                   

                  (このページの最下段はこれまでのあらすじコーナーです)

────────────────────────────────────────

 

床にころがった骨付きチキン                (このページの絵は全て32巻6pに採用)

 

真っ黒バックに頬汗白目のマヤ  アップ

う〜〜〜・

 

柱に花を飾ったパーティー会場 招待客多数 俯瞰 テーブルには立食形式の食物が並んでいる

   (この大きなコマの中に浮かべる形で他の人物描写コマを左上と右下に配置している)

「なんだ なんだ?」 「どうした?」

「なんだ あの少女は

「え? 北島マヤ?」   わい わい

 

  お供の汗一滴黒背広男と山羊ひげ

  「会長・・・」                             →  「理事長・・・」に変更

  「・・・・・・」         山羊ひげの肩書きはコミックスでは理事長になっています・・・(^_^;)

 

  お供の頬汗白背広男とオールバックで立派な口ひげの頬汗紳士    

  「理事長・・・」                             →  「会長・・・」に変更 

 

「黒沼龍三の芝居の主役だって?」

 

  半白髪の眼鏡紳士  &お供の男

  「ほう・・・

  「社長」

 

「まあ 狼少女の役ですって?」

「芸術祭に参加を認められなかったという・・・」

ガヤガヤ

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この紳士は「姫川亜弓の活躍編」と

「『イサドラ』の波乱前編」に登場

した片眼鏡のハゲ紳士とは別人

参照

 31巻156p-3 左の人物

 32巻6p-3-のコマ内コマ2の

 人物

 

 

 

 

 

半身に構え背筋を伸ばしたやや意地悪顔の微笑み真澄  頭に八方放射の星  やや俯瞰

「さあ どうした?」

「早くいって食べてきたらどうだ」

 

青筋頬汗で唇を噛む見開き眼の真っ白マヤの横顔  大アップ    

(みんなの前でからかって恥をかかそうというつもりなんだわ・・・

(なんて男・・・ 最低だわ」

(速水真澄・・・

(あなたの思いどおりになんかなるもんですか・・・

 

床の前足 左前足を浮かせて・・・                  

ジリ・・

 

真澄の顔半分のアップ  真っ黒バックに網掛けフラッシュ

 

跳躍する黒い影

ダッ

 

このページのセリフ運びと展開は32巻7pに似ていますが絵はまったく違います。

一コマ目の真澄はもっとクールで薄笑いです 二コマ目のマヤは白目ではありません 

またコミックス7pでの真澄が上着で挑発する動作とマヤが回り込む動作はもっと後のページ

から移植して再構成されています。

────────────────────────────────────────

もくじへ戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップへ

 

 

顔をしかめて身をかわす真澄  飛び掛る白目マヤ  左奥に見物人たち     8p-1 ※   

「おっと・・・」    バッ

ガッ

おーーー

 

青筋サクラコージ 大口見開き眼でややアップ  放射線背景            カット

「マヤちゃん・・・

 

着地する白目マヤ                                      8p-2 ※

スタン

 

頬汗白目のマヤ横顔 真っ黒バック                            カット

うーーー・・

 

※コミックスでの真澄は手に上着を持っているが、連載時原稿ではまだ脱いでいない。

後方の見物人たちはひらめく上着の陰に隠れたので削除されている。

その分青筋サクラコージと白目マヤの横顔のコマを省いて見物人たちのコマを追加している。

────────────────────────────────────────

 

薄笑いの真澄の立ち姿  後方に見物人たち  左手前にハッとする頬汗マヤの横顔

「まちがえるな エサはあっちだ」

「おれを食ってもうまくないぞ」

どっ     わはは

 

大笑いの のけぞりまどか                                                             31巻179p-6 ※1

オホホホ・・

 

小笑いの のけぞり小野寺

「わははは」

 

白目で唇を噛む亜弓の横顔アップ  もわもわ背景   会場の笑い声

はははは    

 

背後からお供の男  手前に立つ山羊ひげ和装の会長            31巻 189p-2 ※2

「会長・・・」                               

「うむ・・・ 今の動き・・・」                (コミックスでは理事長)    

 

ピーーー     (口笛)

ふと・・・ 振り返る白目マヤ

 

酔っ払い男とご婦人  会場から笑い声

「エサがたりなきゃおれのもやろうか?」

ヒック    ピーー・

「よしなさいよ あなた」

わははは・・・               連載時原稿ではチャチャを入れるヤツもいました・・・(^_^;)

 

※1 まどかのカットはベルト位置まであったのだが胸より上を切り取って使用、また頭上の

フキダシにセリフをたくさん追加して採用している。 (笑い声の書き文字はカットしている)

※2 お供の男のセリフを「理事長・・・」に変更し、山羊ひげに汗一滴を追加して採用 

────────────────────────────────────────

 

真っ黒背景に頬汗白目の唇噛み締めマヤ アップ   横手から笑い声

あははは

 

薄目で薄笑いの真澄の意地悪顔のアップ  もやもや背景

「さあ どうした? できないのか?」

「姫川亜弓のライバル 紅天女候補の演技をみせてもらいたいもんだ」

 

赤みの差した乗り出しサクラコージ汗一滴 その後ろからサクラコージの右肩を掴む黒沼龍三

「やめてください速水さん なにもこんなことを・・・」             31巻 181p-7 ※

「よせ 桜小路」 「おまえはなにも口を出すな

 

真っ黒バックに頬汗口半開き黒沼の真っ白横顔アップ 

(速水真澄・・・ あいつ・・・

(まさか・・・)

 

クル

向こうを向いた四足マヤ

 

ピタ

ふと・・・ 吾に返る見物人たち

 

※ サクラコージと黒沼それぞれのカットは縦細長のコマに移植しているが、二人の位置関係が

左右だったものから前後の位置にずらしている。 (セリフは二人とも短縮している)

また、セリフの内容も181p-4では真澄ではなくマヤを制止する言葉に置き換わった。

黒沼は左手でサクラコージの肩を掴んでいたのだが、コミックスでは右手で掴む形に変更。

細かいことにも触れるとサクラコージのシャツの色を加筆している。   ・・・(^_^;)

────────────────────────────────────────

 

床を奥に向かって進むマヤ  両脇に身を避ける見物人たち 汗数滴        32巻20p-3

「あわわ」

スッ

ササッ

 

真澄 ややアオリのアップ

 

手前に頬汗の見物人二名(網掛け) 中央の床に頬汗の四つ足マヤが右から左へ進む  

奥の壁際にも頬汗の見物人たち多数   もやもや背景

「お おい・・・」    

 

地平線上の骨付きチキンなめて 迫り来る白目マヤ(正面)              32巻20p-6

 

目前の骨付きチキンを咥えようと口を開いた白目マヤの横顔

 

骨付きチキンを蹴っ飛ばした足                                32巻11p-4

ガッ      (左手に飛ぶ骨付きチキン)

青筋頬汗見開き白目の口半開きマヤ  ハッと・・・                             

────────────────────────────────────────

 

真剣な眼差しだが口元は薄く笑み、上着を右手に持って左手でネクタイを緩める真澄のアップ  

「おっとしつれい・・・」 

「エサはあっちだよ ジェーン」

同じコマで真澄の立ち姿と ふと・・頭をもたげるマヤ  奥にころがった骨付きチキン  俯瞰

「狼少女にしちゃ動きがのろいね」

「そんなことじゃろくにエサもとれないぞ」

 

ダッ

頬汗マヤ 汗二滴飛ばして左へ走る                            11p-6 ※

 

サッ

白目真澄 サイドステップ                                   11p-3

 

チャツ  マヤの目前で骨付きチキンの骨を持って掴み上げた手 

ハッとして顔を上げる白目マヤ

 

高々と骨付きチキンを放り投げる真澄 ややアオリ                    15p-3 *

                        (・・・マヤ視点か?・・・(^_^;)・・・)

 

※ このカットはやや角度を変えている。 (連載時原稿では水平移動だった)

* このカットは縮小しているため真澄の頭上の骨付きチキンがカットされている。

────────────────────────────────────────

 

 

 

多重描写コマです・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コミックスではチキンはまだ空中に

あるのでやや上向きにした模様

見上げる頬汗マヤ 指紋背景に黒ベタフラッシュ                    15p-5 ★

 

階段の踊り場に落ちた骨付きチキン                            15p-4 ☆

ポトン

 

階段の前にたちはだかる網掛け真澄の立ち姿                     15p-6

「さあ どうした?」

「エサは階段の上だぞ」

 

このページの左端は花とゆめ16号の広告スペース

☆ この絵はコマを縦に拡張してマヤの髪の上方と首より下を加筆して採用。

☆ この絵はもっと大きかったが縮小して採用。

────────────────────────────────────────

←指紋背景に黒ベタフラッシュとは

  指紋の形をした模様で描かれ

  た背景でマヤの顔にギザギザの

  ショックマークがあるのだがこれを

  黒ベタでを塗りつぶしている。

  あまりフラッシュとしての効果は

  見込めないと思うのだが・・・(^_^;)

激しく青筋の頬汗白目マヤ 四つ這いで汗一滴  フラッシュモノローグ       16p-2 ※

(速水さん・・・

 

頬汗の招待客たち  もやもや背景

ざわざわ

 

額に汗二筋の白目マヤ 目元のアップ   もやもや背景

う〜〜・・

 

ダッシュするマヤの後ろ足                                   16p-6 *

ダッ

 

スーツの上着で払う真澄  仰向けざまに跳ね返される頬汗マヤ            12p-5

バシ

 

グラスサービスの男性にぶつかるマヤ                            12p-6

「わっ

ドン

カチャーーン  カチャン

 

※ マヤの顔の辺りのみを切り取って採用。 (連載時原稿では床まで描かれている)

後ろの人物と笑い声およびマヤの頭のぎざぎざマークはコミックスでの加筆です。

さらに31巻182p-1でもまったく同じマヤのカットが使われているので、編集時に既出とは

気付かずに使い回した模様です。 (真澄がマヤの目前に他の男性の手皿から取った骨付き

チキンを差し出した場面、チキンとマヤの頭のぎざぎざマークはこれも描き替えています)

 

* この足の仰角はベクトルがやや上方に向くように変わっている。  

────────────────────────────────────────

もくじへ戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップへ

後方でたじろぐ招待客たち  起き上がる白目青筋頬汗マヤ 汗一滴        13p-8 ※

キャーー   わーー

うう〜〜・・

 

ハンチング帽に眼鏡の頬汗笑顔カメラマン と頬汗笑顔の七三分けカメラマン

「お・・・おい おもしろいことになってきたぜ こりゃあ」

「あ ああ “『イサドラ』初日のハプニング”」

「狼少女暴れるってな・・・

「相手は大都芸能若社長の速水真澄だ」 「記事になるぜ

わーーー  キャーー

 

3人並んで同時にフラッシュを焚くカメラマン       (真正面のアングル)

バッ  バツ                            (擬音は2つですがフラッシュは3つ発光)

 

 

大理石の円柱の脇に佇む青筋頬汗の紫織  真っ黒バックにフラッシュモノローグ   11p-1

(真澄さま・・・)

 

頬汗二筋で睨むマヤの真っ白横顔のアップ  もやもや背景

うう〜〜・・・

 

────────────────────────────────────────

※元絵の半分ぐらいの幅に

  縮小して採用

薄目の真澄 アップ ややアオリ気味 (・・・マヤからの視点?・・・(^_^;)・・・)  14p-1 ※

「こい・・・」                            

「ジェーン・・・

 

手前の床にマヤの後姿  中央に立ちはだかる真澄  その左手後方に招待客たち  

  もやもや背景

う〜〜〜・・                                            

ザワザワ

 

※ コミックスでは「ようし その意気だ」を追加している。

────────────────────────────────────────

 

バツ   空を着る上着                                        7p-3

サッ   姿勢を低くしてそれをかわすマヤ

 

バサ   手前に翻る上着                                      7p-4

スツ   頭をもたげるマヤ 汗一滴

 

ササッ   真澄の様子を見ながら回り込むマヤ                         7p-5

ふと・・・  半身の真澄の立ち姿

 

頬汗の招待客たち (主に女性)                                 10p-4

「すごいわ あの子・・・ なんて身のこなしなの・・・

わっ・・

「まるで本物の動物みたいだわ あの動き・・・

 

フラッシュを焚くカメラマン3名        (今度は真横からのアングル)        10p-5

パシャ  パシャ              (今度も擬音は2つですがフラッシュは3つ発光)

 

反転背景に佇む青筋頬汗の見開き眼まどか アオリ (フラッシュモノローグ)    10p-6 ※

(そんな・・・)

 

※ この絵は横幅がページ幅いっぱいで中心にまどかが居る構図のものだったが10p-7の

亜弓のコマを加筆挿入する為に横幅を半分にしている。 (その分放心具合が弱まったかも)

────────────────────────────────────────

 

山羊ひげ &お供の男

「会長・・・

 

立派な口ひげのオールバック理事長 ふと・・・  &お供の男

「ほ・・・う」

 

頬汗口半開きの小野寺  もやもや背景

「ん・・・む・・・ !!

 

跳び上がる白目大口マヤ  アオリ   ・・・ガラかめでは珍しい全面縦流線背景のコマ・・・(^_^;)

 

真澄の手に噛み付いた白目マヤ  アップ                            ※1

ガツ

 

苦悶の真澄の目元アップ                                      ※2

「うっ・・・

 

のけぞり気味に右腕を引く真澄

バツ

 

※1 このコマは17p-1とはマヤの顔の方向(右向き)と真澄の手の方向が違っている。 

連載時原稿ではコマの右側から伸びた右腕の手首に噛み付いているので傷は小指側に付いた。

 (コミックスではコマの左から右腕が伸びているのでマヤは親指側に噛み付いている)

※2 このコマは17p-2とそっくりな表情だが線が違うので描き換えている

────────────────────────────────────────

 

着地する両前足

タン

 

再度跳び上がる白目青筋マヤ

バッ

 

上着に噛み付くマヤ アップ                            17p-4とは違う絵

ガッ

 

ふと・・・ 頬汗の真澄                                18p-1

はっ

ダッ    上着を咥えて走るマヤ

 

頬汗亜弓の横顔アップ なめて奥に招待客たち

おーーー

────────────────────────────────────────

 

上着を放す白目マヤ

パサ

 

右前足で床の上着を踏みにじる

グシャ

 

真澄の後ろ頭なめて 上着を踏みつけてうなるマヤ    もやもや背景       20p-1 ※

グルル・

 

頬汗の招待客たち                                        20p-2

「すごい・・・」

「ほんとに演技なの? これ・・・」

 

階段に向かうマヤ  奥に招待客たち                            20p-4

ササ・・

 

階段を上るマヤ  俯瞰                               20p-5 縮小採用

 

※ 連載時原稿ではこのコマの中(右寄り)にその上の2コマが浮かぶ形で描かれていたの

だがコミックスではその2コマの描写をひとつ前のページで入れている為、スペースが開いた

分、絵の内容がやや右寄りになっており、もやもや背景の部分がより強調されている。

(真澄の頭右上部は第2コマの角で隠れていた為描かれていなかったのだが、コミックスでは

 その部分を加筆しているのでつむじが2つになっている・・・(^_^;)・・・)

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いうまでも無いと思うが、元々は

頭の端がコマの陰になる為、描

かれていなかったので線の角度

がいいかげんだった元絵の線に

新たな線を書き足した為につむじ

が2つになったのです。・・・(^o^;)

骨付きチキンを目前にしたマヤ                                  カット

 

チキンを咥え上げた白目マヤ 大アップ 目前に八方放射の星             21p-1 ※

同じコマに踊り場の白目マヤ 階下の方を向いている 

 

頬汗ポカン顔で見上げる招待客たち  もやもや背景   俯瞰   (マヤ視点)   21p-3

ザワザワ

 

チキンを咥えて階段を這い下りるマヤ  俯瞰                        21p-2

 

階下に到達したマヤ  真澄の頬汗立ち姿  後方に招待客たち            21p-4

ザワッ

 

※ このコマはそもそも上段にあり、ページ幅いっぱいの大きさで、コミックスではカットされた

第一コマがコマ内の右上の隅に配置されていた。 (コミックスでは絵をやや縮小している)

コミックス21p-5,6にチキンを床に落とすコマと頬汗真澄の「ゲームセットだな チビちゃん」の

コマを加筆挿入する為に幅をカットしたのは容易に想像できる。

このページの他のコマは全てその分配置が順繰りにずれている。

────────────────────────────────────────

 

息を呑む招待客たちの横顔

ゴク・・

 

理事長、会長と招待客たち  俯瞰               19p-3 に背景を黒ベタにして採用

 

中央に真澄  背後からカメラのフラッシュ

パシャ  パシャ

 

左手前に白目マヤのアップ  右奥からカメラのフラッシュ   (もうチキンは咥えていない)

パシャ  パシャ   

 

青筋頬汗の震えまどか  その後方にフラッシュを焚く記者たち さらに後ろに招待客たち  ※

(な・・・ なんてことなの みんなあの子に注目している・・・

(きょうはわたしの舞台の初日だというのに・・・・・・

パシャ  パシャ

 

※ このコマは31巻189p-4に少しセリフを変えて採用されている。

 (な・・・なんなのこれはいったい) (きょうは『イサドラ 』の初日なのよ)

 (みんないったいどうしたっていうの・・・!?

さらに このコマのまどかのカットのみ切り抜いて32巻19p-2にセリフを変えて採用。

 (な・・・なんなの) (今あの子が狼にみえた・・・) (本物の狼に・・・) 

ここでは背景の人物や建物はカットしてもやもや背景に仕立て直している。

19p-1の亜弓と最下段の4コマ(マヤが着地して、真澄のスーツを口から床に落とし右前足で

踏みにじる展開)はその前後のページの補完の為の新規加筆。

────────────────────────────────────────

 

青筋で微笑む真澄のアップ

「おみごとだよ」

「チビちゃん」

 

スク   立ち上がるマヤ (胸より下のカット)

 

ガッ   振り上げる右手に骨付きチキンの骨の部分を持ったマヤ

 

左手前にチキンを投げる青筋頬汗のマヤ アップ  右奥の顔に命中した真澄      22p-1

バシ

 

頬汗招待客たち あんぐり口で・・・

おーーー

 

両頬を抱えた青筋目尻汗の紫織  ベタフラッシュモノローグで・・・

(真澄さま・・・

────────────────────────────────────────

 

右奥に青筋頬汗鼻赤マヤ 汗二滴 左手前に真澄の右頬汚れの横顔アップ 放射線背景  ※

「これで満足でしょう 速水さん・・・

「あたしが本物の狼少女ならきっとあなたにかみついてやったわ

 

涙があふれる目を閉じたマヤの大口横顔アップ  濃い放射線背景

「あなたなんか大っきらい !!

「最低よ

 

手の甲で目を覆って駆け出したマヤ                              23p-3 *

ダッ

 

ハッとするサクラコージ 汗一滴  後方にポカン顔の招待客たち            23p-4 ☆

「マヤちゃん

 

※このコマは22p-2と同じシチュエーションだが絵は違うものです。(セリフも少し違う)

*このコマのマヤのカットの後方部分にサクラコージの姿とセリフ「マヤちゃん』を加筆して採用。

☆このコマのサクラコージのセリフを「・・・軽蔑します」と真澄を非難する内容のものに変更し、

  シャツの色を加筆し、背景の客たちの絵をもっと離れた感じに描き直して採用。

────────────────────────────────────────

 

左手の項で右頬をさする頬汗真澄 アップ  真っ黒背景

「まてよ マヤちゃん

「まてよ」

 

袖口から血の滴る真澄の右手

ツーーー

 

青筋頬汗の見開き眼紫織  軽く放射背景

はっ

 

そこここで輪になって談話する招待客たち(網掛け)  中央に網抜きで佇む真澄  俯瞰

「しかし・・・ すごい演技でしたな」 「目が離せなかった・・・」

ガヤガヤ

「前に助演女優賞をとってるんですって あの子」

ガヤ

「いや・・・ きょうの芝居よりわたしは印象に残りましたな・・・」

 

左手前にそっちを睨む青筋額汗のまどか 目元のアップ  ふと・・・口を押さえる男女

ジロ・・・

「おっと・・・

 

空白コマ

「『忘れられた荒野』・・・か」 「黒沼さんの芝居だって !?

わい わい

「おれ観にいこう」

「わたしも・・・ ちょっと面白そうじゃない」

 

上等なスーツの男性の足元  歩を進め・・・

「芸術祭に関してわしは口だししないつもりだったが」

「主催者としてきいておきたくなった」

カッ

────────────────────────────────────────

 

手前にフジミ社長の横顔アップ 右奥にお供の男  左奥にオールバック理事長と山羊ひげ会長

「黒沼くんの芝居が芸術祭に

 参加を認められなかったというが どういうことなのかね」

「くわしくきかせてもらえんかね 理事長 ん 会長」

「藤美社長」                                  この発言は理事長の方です

 

真っ黒バックの真っ白黒沼 ふと・・・

「ああ 黒沼くん」 「きみの話もあとできかせてくれたまえ」

 

泣き顔マヤの表情アップ  2コマまたぎ  フラッシュモノローグ

(ひどい・・・ ひどい・・・

(なんてひどい男なの・・・

(いくらあたしのこと憎んでるからって・・・

 

夜景のビル街をうつむいて走るマヤ  ベタフラッシュモノローグ

(あんなやつ死んじゃえばいいんだわ・・・

 

頬汗真澄のせつな顔のアップ

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

ここでの理事長とは立派なひげの

オールバック紳士の方です・・・(^_^;)

奥に円柱の脇の紫織 汗一滴  ふと・・・振り返る真澄               30p-4 ※

「真澄さま」

「紫織さん」

 

右に笑顔の真澄 横顔  左に笑顔の紫織 汗一滴                 30p-5 *

「あなたにみっともないところをみせてしまいましたね」

「ぼくを軽蔑しますか?」

「いいえ」

 

汗一滴のうつむき紫織  背景に花                            31p-1 ☆

「あなたはなんの理由もなくあんなことをなさる方ではありませんわ」

 

血の滴り落ちる真澄の右手に差し出す紫織の両手                  31p-2 ★

そ・・

 

ふと・・・ 真澄の右目の目元                                 31p-3

 

真澄の右手をハンカチで包む紫織                              31p-5

 

軽い青筋頬汗で見詰める真澄のややアップ                        31p-6

「紫織さん・・・」 

同じコマで紫織の後姿と手当てを受ける真澄  

同じコマで傷を縛った真澄の手と添えられた紫織の両手のアップ

 

※ このコマから紫織のカットだけを切り出して採用。 (インナーのベタ塗りと下半身は加筆)

* このコマのキャラ絵をコマの横幅を拡大して背景を加筆しセリフを追加の上で採用。

☆ このコマのキャラ絵をコマの横幅を拡大して背景の花を大輪の種類に変更し、セリフを

追加して採用。 (連載時原稿での花は小さな花でした 種類は知識が無いので不明) 

★ コミックスではこのページの前のページで彼は傷に口付けしているので、血が止まっている

との描写になっている為だと思うが滴り落ちる血が消されている。

────────────────────────────────────────

 

週刊誌の記事                                            33p-1

大都劇場『イサドラ』 初日のハプニング 狼少女暴れる!!

 

黒沼龍三氏演出の「忘れられた荒野」 主役の少女北島マヤ               33p-2

狼の演技に関係者はあぜん・・・ !!

 

週刊誌多数                                         ここ以降はカット

『イサドラ』 関係者の話題をさらった舞台後の芝居

黒沼龍三氏演出 「忘れられた荒野」 狼少女の北島マヤ

 

週刊誌の山を叩く手

「なによ これはいったい・・・

バサ

 

週刊誌の乗ったテーブルに手を付いて前のめりで怒る頬汗まどか  後方に汗一滴の藤本

「わたしの舞台の初日だったのよ

「どの雑誌も『イサドラ!』の演技より狼少女のことばかり・・・

「どういうことよ これはいったい

 

額汗のうつむき加減の藤本

「それだけじゃない」

「あの初日以来芸術祭の実行委員会が

 黒沼龍三氏の芝居の参加を検討しているというんだ」

 

頬汗まどかの横顔アップ

「なんですって!?

────────────────────────────────────────

もくじへ戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップへ

 

海辺の別荘  遠くにかすむ岬  海鳥が舞い  岩場に波しぶき           59p-1

ザザー・ン

 

真澄  背景は海                                       59p-2 ※

「そうか 芸術祭の委員会が動きはじめたか」

                            →「そうか 黒沼龍三氏もやっと本気になったか」

ザザー・ン

 

テラスに立つ聖と真澄  背景は建物                           59p-3 ※

「はい 主催者の藤美社長の強い要望がありまして」

                          →「はい 今までとはちがう稽古をはじめたようです」

「うむ」                               「うむ」

 

建物正面に横付けする高級車

キーー・

 

※絵にはまったく変更なしですが、セリフはコミックスでの改稿によって変更されています。

しかも、コミックスではこのページの間に次号よりも後のエピソードが挟まれています。

────────────────────────────────────────

これよりコミックス60pの紫織が別荘にやって来てマヤの写ったアルバムを発見し、62p マヤ

の姿を思い浮かべながら落ちたアルバムを眺めつつ床にひざを突いて困惑する紫織の場面

までが描かれますが、ここにはまったく変更がありませんので省略いたします。

 

柱言葉は  『イサドラ』初日のロビーで繰り広げられた狼少女ジェーン !!

憎しみの感情にかられるマヤだが                ・・・でした。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ふ〜  (^。^;)   今回もややこしい改稿でしたね。

 

ストーリー展開そのものにはほとんど変更はありませんが、ページやコマの配置を細かく移動

して全体のエピソードのつながりを変えています。

コミックスでの追加エピソードを挟み込む都合で全体を再構成したような感じですね。

 

まず、31巻の総括ですが、169p以降のマヤがイサドラを演じるシーンは全て描き替えています。

注釈で述べたように多少の採用コマはあるもののその多くがキャラ絵のみを切り取って再利用

しただけのものであり、セリフも変えていますのでほとんど描き直したに等しいと思います。

 

179p以降の真澄がマヤを挑発して狼少女の演技をする状況に誘導する場面も数コマの転用が

ありますが、ほぼ新規加筆によって構成されています。

186p、187pの見開きでマヤと真澄が対峙する場面はコミックスでの新規加筆です。

ここから、190pの最終ページまでの流れもほとんどのコマが新規に描かれたものです。

 

31巻の改稿の肝は前編で述べた通りのようですからここではあえて触れません。

 

次に32巻での主な変更点は、「四つ這いマヤと上着を脱いだ真澄の対決」といった展開を

連載時のページ順よりも前倒しして31巻のクライマックスの“引き”にしている点がひとつ。

 

連載時原稿では紫織の不安から始まった場面を、32巻冒頭のまどかの戸惑いに置き換えたの

は前編で変更された“真澄の主導でマヤの演技を引き出す”展開への変更に基づくものでしょう。

 

連載時原稿での展開はマヤが初めは「真澄の思惑通りには動くもんか」という気持ちでいた

為、エサではなく彼に飛び掛りますが、酔客のチャチャや真澄の話術で周囲の見物人たちをも

巻き込んだ嘲弄によって仕方なくジェーンとしてチキンに向かう気になっています。

その後チキンを目前で蹴っ飛ばされ、階段上に投げ上げられ、行く手に真澄が立ち塞がった

事によってその演技が本気になるといった手順を踏んでいます。

 

コミックス9pの白目マヤがだんだん大きく描かれる場面は設定変更に伴う新規加筆です。

コミックスでは真澄に飛び掛った後、マヤの演技者としての本能が目覚めてジェーンになると

いった手順ですから、9pのマヤからジェーンへの変化を挿入したのでしょう。   ヘーーンシン 

 

また10pの上段3コマの黒沼龍三がワクワクしながら成り行きを見ている部分も新規加筆。

ジェーンの演技に入り込むマヤを見て純粋に演劇人としての喜びを感じたのでしょう。

真澄の意図については31巻の終盤で気付いた風ですから32巻ではその面は描いていません。

 

連載時原稿での黒沼龍三はさほどアカデミー芸術祭や演劇協会賞にこだわる動機が無いので

単に傍観しているだけです。 (黒沼は終始劇の上演さえ出来ればいいという姿勢です)

彼の意欲の源はすばらしい舞台を創る事だけですから、マヤやサクラコージに比べると賞への

こだわりは薄いのに加え、『イサドラ』初日の観劇により藤本との演出勝負の結果も見えたと

思っているでしょうから既にその点でも興味がないのでは?

 

これは連載時もコミックスも黒沼龍三らしさがあるのでどちらの展開でも良いのでは?

ただ、コミックスでの描写の方が能動的な分アピール度は高いと思います。

 

12pの真澄がチキンを上着で弾き飛ばす部分はコミックス31巻のラストシーンへ“上着を脱いだ

本気モードの真澄”をクライマックスとして前倒しして挿入した影響でしょう。

その結果、ネクタイを緩めるカットで描かれた真澄は削除されました。

 

しかし、床からキックしたチキンが水平に近い放物線を描いて飛んだ落下点まで走って、もう一度

弾き飛ばすというのは物理的に無理があると思うのですが・・・(^_^;)

 

13pで倒れたマヤを助けようとするサクラコージを制止する黒沼龍三、サクラコージに釘を刺す

真澄、そしてご夫人を助け起こす真澄の場面も新規加筆です。

上で述べたチキンの物理的矛盾はここで加筆した真澄VSサクラコージという図式を今後の伏線

とする為に挿入したのだと思います。

 

コミックスでの展開はチキンを真澄に投げつけた後のマヤをサクラコージが慰める形になるので

真澄への敵対心を殊更に煽る必要があったのでしょう。

一方真澄の方も、その二人を眺めて湧き上がる心理的葛藤を一人でクールダウンするといった

演出が施されるので、そこへつなぐ為の加筆であったと思います。

 

また、後に描かれる「忘れられた荒野」初日でサクラコージが真澄と対立するシ−ンが出てくるの

ですがこの時点のプロットでは真澄とマヤの“真実の心”にまつわる有力な障害としての紫織と

サクラコージがともに真澄への疑念を深める心理的な伏線が強調されたのだと思います。

 

15p-1,2で描かれたコマも加筆ですがこの絵のキャラの位置関係では真澄がチキンをマヤ

より早く拾い、階段上に放り上げることは絶対に有り得ないと思うのですが、連載時原稿の絵を

大部分生かした形での再構成としてはかなり強引なつなぎ方といわざるを得ません。

 

16pの真澄の高笑いの場面も新規加筆ですが、ここでの真澄はとことんマヤをバカにするような

描写で挑発行為そのものが強調されています。 (噛み付きに合理性を与えた?・・・(^_^;)・・・)

 

17pの手首に噛み付くマヤのカットが方向を描き直されているのは29pの真澄が傷に口付け

する場面の手の角度に配慮したものでしょうか。

 

18p-2の狼のイメージカットはスピード感と緊迫感を補強する目的の加筆でしょう。

 

場面の展開を細かく入れ替えたのは真澄とマヤの葛藤、そしてサクラコージとの三角関係を煽る

エピソードを挟み込むための演出かと思います。

 

改稿の肝になったのは31巻の全編に渡って改稿された「真澄によるマヤ支援」という思惑に

基づいたストーリー変更を継承し、さらにこの後の展開としてのプラネタリウム以来の大テーマ

“真実の心”を支点としてマヤと真澄の“揺れ動き”を織り込む為の紫織とサクラコージの位置付

けの確定といったところでしょう。

 

これは、プラネタリウムデート編で改稿された時の編集傾向と同じもののようです。

つまり、連載時原稿の展開では細かく脇のキャラの心理を織り込んで進めていたものを、真澄と

マヤの葛藤というひとつの大きな流れの中に取り込んで整理し、枝葉の事情を削って全体として

ストーリーを短縮しつつ内容を深めようとしているものと思います。

 

しかし、連載時原稿の場面を他のシーンに転用しつつ再構成するといった手法は、実際には

様々な破綻も招いているので必ずしも成功しているとはいえないのでは・・・   ・・・(^_^;)

 

 

この号の最終4ページがコミックスでは次号以降の連載時原稿を挟んで、かなり後の話に変更

されているのは次回以降に徐々に究明したいと思います。

 

では今回はこれにて、 ごきげんよう。   (^_^)/~

 

  解説

 

 

 

 

もくじへ戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップへ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした部分を見るとコマの配置

は美内先生ではなくアシスタント

さんや編集者さんの仕事かな !?

・・・とも思うのですが・・・(^o^;)

 

 

 

 

 

 

  かぜの迷宮

  ガラスの仮面の改稿研究 サイトマップへ戻る

狼少女ジェーン 12 『イサドラ』の波乱前編へ戻る                 狼少女ジェーン 14 紫のバラと万年筆編へ  

   このページのトップへ

 

かぜの迷宮    

bbs

  <= ご感想、ご意見、ご苦情、コメント等はこちらへどうぞ !! (^_-)-☆     ← new

ページトップへ  

guestbook

 <=  ゲストブックです。 ご来訪の記念に足跡など残してください !!      ← new

サイトマップへ

geolog

 <= ガラスの改稿の裏話です コメントなどのカキコもどうぞ !! (^_-)-☆  ← new

         次のページ作成の進行状況や次回予告などを書くこともあります。

HOMEへ

 

メール

お問い合わせ

 

 

”かぜ”の作成したサイト内横断リンク集   

作成日

最終更新日と更新内容  

改稿

未刊行解説以外の

ろいろ

 

 

(^^)

第10章 冬の星座 ふたりの王女 開演編 最新バージョンへ

第10章 冬の星座 ふたりの王女開演編 おまけエピソードへ

第11章 紫の影 1 プラネタリウムデートの真相究明編 へ

第11章 紫の影 2 狼少女ジェーン 1 黒沼龍三登場編へ

第11章 紫の影 3 狼少女ジェーン 2 鬼将軍の稽古編へ

第11章 紫の影 4 狼少女ジェーン 3 通し稽古編 1 へ

第11章 紫の影 5 狼少女ジェーン 4 通し稽古編 2 へ

第11章 紫の影 6 狼少女ジェーン 5 上演の行方編 へ

第11章 紫の影 7 狼少女ジェーン 6 ミルキーウエイ編へ

第11章 紫の影 8 狼少女ジェーン 7 速水真澄の陰謀編へ

第11章 紫の影 9 狼少女ジェーン 8 姫川亜弓の活躍編へ

第11章 紫の影 10 狼少女ジェーン 9 速水英介の思惑編へ

第11章 紫の影 11 狼少女ジェーン 10 野生の狼少女編へ

第11章 紫の影 12 狼少女ジェーン 11 『イサドラ』の楽屋編へ

第11章 紫の影 13 狼少女ジェーン 12 ロビーの波乱前編へ

第11章 紫の影 14 狼少女ジェーン 13 ロビーの波乱後編へ

第11章 紫の影 15 狼少女ジェーン 14 紫のバラと万年筆編へ

第11章 紫の影 16 狼少女ジェーン 15 開演前日の風雲編へ

第11章 紫の影 17 狼少女ジェーン 16 嵐の開演初日編 1へ

第11章 紫の影 18 狼少女ジェーン 17 嵐の開演初日編 2へ

第11章 紫の影 19 狼少女ジェーン 18 嵐の開演初日編 3へ

第11章 紫の影 20 狼少女ジェーン 19 嵐の開演初日編 4へ

第11章 紫の影 謎の番外編 ─ガラスの仮面通信─ 1〜6へ

第11章 紫の影 21 狼少女ジェーン 20 上演2、3日目編 へ

ガラスの仮面の改稿研究 管理人プロフィールページへ

かぜのイラストの部屋ページへ

かぜのキャラクター紹介のページへ   キャラのイラスト募集中 !!

ガラスの仮面の最強?改稿・未刊行リスト

アニメ「ガラスの仮面」の残照

ガラスの仮面の改稿研究 サイトマップへ

ガラスの仮面の改稿研究 記述用語一覧表へ

ガラスの仮面のリンク集ページへ                  ← new

北島マヤと速水真澄のパソコン超初心者お助け講座(仮)    ← new

北島マヤと水城冴子のパソコンキーボード超初心者講座(仮) ← new

2006/01/02 up

2006/01/12 up

2006/01/14 up

2006/01/22 up

2006/01/28 up

2006/02/04 up

2006/02/12 up

2006/03/01 up

2006/03/07 up

2006/03/11 up

2006/03/25 up

2006/03/31 up

2006/04/01 up

2006/04/12 up

2006/04/17 up

2006/04/25 up

2006/05/08 up

2006/05/21 up

2006/06/02 up

2006/06/10 up

2006/07/15 up

2006/07/24 up

2006/07/27 up

2006/08/25 up

2006/01/17 up

2006/02/02 up

2006/04/29 up

2009/07/10 up

2009/07/10 up

2006/03/26 up

2006/04/02 up

2006/05/13 up

2012/01/10 up

2012/02/21 up

12/02/22 コンテンツ全体の修正

06/04/13 背景とレイアウトの変更

 

06/04/29  キエカナ」 へのリンク追加

06/05/08 屋台場面の注釈を追記 

06/04/12 背景とレイアウトの変更

06/04/06 画像のレイアウト変更

06/04/12 記述の追加とレイアウトの修正

06/05/01  キエカナ」 へのリンク追加

06/04/12 レイアウトの変更

06/04/12 新事実の追記二件と全体修正

06/04/17 内部リンクの追加

06/04/14 注釈の追記と情景描写の修正

06/04/17 内部リンクの追加

06/05/01 コンテンツ名変更

06/06/03 若干の注釈追記と微修正

06/06/16 若干の解説・注釈の追記と修正  

06/06/16 更新 記述の追記と修正 

06/06/16 解説・注釈の追記と記述の修正

06/06/16 解説・注釈の追記と記述の修正

                                  

                 

             

06/08/28 追記と修正

12/01/13 更新 記事の追記

06/06/07 カラーも含む画像2枚 up

 

                        

  新コンテンツ作成ごとに随時更新中

  必要に応じて随時加筆

2012/02/21 新規サイトを仲間に追加 (^^)

ついに作家デビュー !! 

作家デビュー2作目 !!  最新のコンテンツ

   

  このページのトップへ