読み始めたら止まらない! 大河解説ロマン  ガラスの改稿 狼少女ジェーン 9 速水英介の思惑編

〜ガラスのように もろく壊れやすいシナリオ ひとはみな素顔を隠して それをえがく〜

第11章 紫の影 10 狼少女ジェーン 9 速水英介の思惑編

も く じ

2006/03/31 作成   06/04/11 微修正    

 

あらすじ

 

「忘れられた荒野」のアカデミー芸術祭特別参加への再審査は認められなかった。

失意のマヤと出会った亜弓は“文化事業団の集い”会場へマヤを引き入れ、各界著名人

たちに紹介する一方で、ある事を演劇協会の染谷理事長に確認した。

アカデミー芸術祭参加作品ではなくても全日本演劇協会の定める最優秀演技賞の

受賞対象になる可能性は無いわけではないという事だった。

亜弓はひな壇のマイクを手に取り、会場にいる各界著名人たちに向かって、北島マヤの

全日本演劇協会賞への挑戦と、その結果が明らかになるまで待つ旨を表明した。

その様子を見守る速水真澄は帰宅後義父英介に事のあらましを報告した。

雨月会館に場所を移して「忘れられた荒野」の稽古は再開されたがそこに英介が・・・

 

 

 

 

  解説1

 

 

  10号

 

 

  解説2

 

 

  かぜの迷宮

 

花とゆめ 1985年 9号 (連載第208回)

 

雨月会館外観 アオリ

「だめだ だめだ

「もう一度はじめから演り直せ

 

劇場の左側面のドアから場内を窺う助手の頬汗男女2名

「黒沼先生 大沢事務所を出てきびしさが増したと思わない?」

「ん・・・」

────────────────────────────────────────

廊下の助手二名 俯瞰                                   カット 

「ねえ 知ってる?」

「黒沼先生 このお芝居を上演するためにこの雨月会館のオーナーに借金したんですって」

「ええ!? ほんとかい?」

 

廊下の角の助手二名                        31巻51p-2 コマを縮小して採用

「この公演が失敗したらこりゃあたいへんだな」

「あら ちょっと」

 

劇場後方の入り口に車椅子と付き添いの男                      51p-2

 

助手二名                                            51p-3

「誰かしら? あのひと」

「さあ さっきからあそこにいたみたいだけど・・・」

「関係者とも思えないし・・・」

「なにものかしら?」

 

ドアからの逆光に顔が陰になった英介 場内からのアングル              カット

────────────────────────────────────────

車椅子の後方ややアオリ気味のアングルなめて場内の模様    52p-1 セリフを変えて採用

「なんだ その表情は !!」                        → 「野生の味だ ジェーン」

「ちがうと何度いったらわかるんだ」                 → 「“野生”を理解するんだ」

 

鏡を叩く手のアップ                                 ここ以降はカット

「もういい やめろ

バン

 

舞台上で鏡を指し示す黒沼 正面にうなだれマヤ 鏡を支える助手 周囲に助手達

「いいかジェーン 新しいドレスを着た自分をこの鏡の中にみる

「それは今までの自分じゃない」

「いいか ここはジェーンが自分の姿が人間と同じだと気づく重要なシーンなんだ

「さ もう一度やってみろ

────────────────────────────────────────

後ろ頭にリボンをあしらったドレス姿の頬汗マヤ うつむき加減で 後方に助手と役者たち

(狼少女ジェーンが自分が人間と気づくところ・・・)

(人間と・・・)

ザワ     ザワザワ

 

空白コマ

(ジェーン・・・)

 

カク・・・   腰を曲げ

 

クッ   軽く握った両手を曲げ

 

鏡の中のジェーン 正面

 

マヤ 鏡を両前足で触りながら・・・

「う・・・ あ・・・」

────────────────────────────────────────

震えマヤの表情 ややアップ

「あ・・・」

 

真っ黒背景の真っ白黒沼 腕組みしている

 

マヤの足

 

頬汗の目のアップ

 

右足を浮かせた足元を見る頬汗マヤの全身像 アオリ

 

タン   床に踏みおろす右足

 

左足を上げた足元

 

タン   踏みおろす左足

 

足踏みする頬汗マヤの横顔

 タン! タン! タン!

────────────────────────────────────────

クワッ   ドレスをつかむ両手のアップ

 

マヤの後姿 と鏡に写るドレスの裾を浮かせた姿のジェーン

 

バサ   裾が落ちた

 

鏡の中のジェーン 自分の髪と顔を触っている

「あ・・・ う・・・」

 

鏡の中の自分を見ながら髪の毛を引っ張る頬汗の震えマヤ

「あ・・・あ」

────────────────────────────────────────

上を見上げて叫ぶマヤの横顔アップ

あーーー

 

真っ黒バックに頬汗サクラコージ と役者たち

 

鏡を押しながら叫ぶマヤ 汗二滴  鏡を支える助手が二名  俯瞰

あーー  あーー  あーー

 

「やめーーい

バシ   床に投げつけられた台本のアップ

 

黒沼のアップ

「なんだ その演技は

「それがジェーンが人間にめざめたときの表情か

「わざとらしい芝居をするな

────────────────────────────────────────

舞台上 マヤを指差す黒沼 うなだれるマヤ 鏡を持つ助手 奥に役者たち 客席視点のアオリ

「いいか 野生の動物が自分は人間だと悟るんだぞ

「今までの世界が突然逆回転するんだ

 

英介と付き添いの男 俯瞰  (二人の顔は正面向きだが濃い影つきの為見えない・・・(^_^;)・・・)

「たとえばおまえが突然自分が犬であると気づいたとしよう」

「今まで人間として生きてきた自分の意識がすべて崩壊する」

「ジェーンも同じだ」

 

黒沼の指差した手のアップ  (真っ黒バックに指先中心のフラッシュ)

「野生の狼が鏡の中に人間と同じ姿をしている自分を発見するんだ」

「それもある日突然にだ」

「いいか ここは芝居の中で非常に重要なシーンだ」

 

左手の丸めた台本で右手を叩く黒沼の手  と頬汗顔赤らめ汗一滴のうつむきマヤ

「そんな演技じゃ芝居がぶちこわしだ」

「はい・・・」                        (いつの間に台本を拾ったのか・・・(^_^;)?・・・)

 

空白コマ

「よし・・・」 「ではその服を脱げ」

「狼にもどるんだ」

 

(このページの柱に   おわび  美内先生、急病のため、

 大事をとって今回は減ページさせていただきました。    ・・・との告知があります)

──────────────────────────────────────── 

黒沼の足 後ろに鏡 (この鏡は実際に写る鏡ですが2m×1.5メートルくらいのサイズです)

「芝居の最初の牧師の納屋で姉狼が亡くなって悲しむジェーンをやってもらおうか」

「この鏡の前でな」

「一度自分の演技がどんなものかみてみるがいい」

 

うつむきマヤの大アップ 汗一滴 同じコマにTシャツとホットパンツのマヤがしゃがむ姿

「は・・・ はい

 

真っ黒バックに役者たち (発言者はこの芝居に最初から居た中年役者です)

「前になんどもやらせていた稽古だ」

「なんだってまた こんなときにやるんだろう」

 

手のアップ 

パン

「姉狼が死んだ」

 

幕と壁と天井

オオーーーーン

オーーーン

────────────────────────────────────────

マヤの後ろ頭なめて鏡に写る四つ這いのマヤ (眼は閉じている)

ウオオーーーーン

オオーーーン

 

真っ黒バックに腕組みの真っ白黒沼  と役者たち

オーーーンン                                 (啼き声は2コマまたぎ)

 

眼を閉じて啼く大口のマヤ

オオーー・・

 

 

 軽く青筋のマヤの見開いた目のアップ

はっ

────────────────────────────────────────

手前に青筋頬汗のマヤの横顔  奥の鏡に写る青筋頬汗マヤ

(ちがう・・・

(なんだかちがう・・・

(野生の狼少女ジェーンの哀しみ・・・

(こんな哀しみ方じゃない・・・

 

真っ黒バックにフラッシュセリフ                 ・・・いわゆるベタフラッシュ・・・(^_^;)

(どうすればいいかわからないけれど)

(これはちがうということだけはわかる・・・

 

青筋頬汗額汗のマヤの下向き横顔の目元のアップ  真っ黒バック

(これはちがう・・・

 

鏡の前に這いつくばった振るえマヤ汗一滴 と鏡の中のマヤ  奥に役者たち

「う・・・・・・」

────────────────────────────────────────

真っ黒バックに腕組みして立つ黒沼

「どうした? それでおわりか?」

 

真っ黒バックに 青筋頬汗うつむきマヤ

「できません これ以上・・・」

 

見開き瞳の頬汗マヤのアップ もやもや背景

「この演技はちがう・・・」

「どこがいけないのかわからないけれど

 ジェーンの哀しみ方がこうじゃないことだけはわかる・・・

「こうじゃない・・・」  「これはちがう・・・」

 

膝の前についた両腕が震える

「これはちがう」

 

黒沼横顔

「カレーを食ってカレーの味がしなかったらどうする?」

 

「え?」

顔を上げるキョンマヤ   (’。’)

────────────────────────────────────────

             (このページは俯瞰で舞台上の全景を4コマに分割して捉えています)

腕を振りながら語る黒沼 (上半身) と鏡を持つ助手Aの頭部 

「さっきからのおまえの演技は味のない料理を食べているのと同じことだ」

「みた目はたしかにカレーだがカレーの味がしない」

 

黒沼 (下半身) と鏡を持つ助手A、Bの体 

「いくらジェーンを演じていてもそれは上っつらだけだ」

「野生の味が感じられない」

 

床のマヤ 汗一滴

「そんな狼少女を見て観客が納得するか?」

 

周囲の役者たち

「野生の狼少女が“人間”にめざめる」

「この“野生”ができなければいくら人間にめざめる

 ジェーンをやっても みている側はなんの感動もわかない」

 

両こぶしを握りしめて力説する黒沼     (いつの間にかまた台本がなくなってる・・・(^_^;)・・・)

「いいか 都会の狼じゃない!」

「野生の狼を演じるんだ」

「野生の味だ! ジェーン」

「“野生”を理解するんだ」

────────────────────────────────────────

真っ黒バックに頬汗のマヤ汗一滴 アップ

(野生の狼・・・)

 

頬汗サクラコージ  後ろに医者、バトリー夫人、アン

(マヤちゃん・・・)

 

車椅子の後方なめて場内の一角               (英介の顔には濃い影・・・(^_^;)・・・)

 

柱言葉   野生の狼をつかまなければ、この芝居はすべて

形だけのものになってしまう。 何を考える、マヤ !!       ・・・でした。

 

    9号

 

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この号は美内先生急病(しょっちゅうですが・・・(^o^;)・・・)のためページ数が少ないです。

 

冒頭の助手の会話は黒沼と大沢社長の対立の構図が単純化された影響によるカット。

黒沼の演技指導場面はストーリーの変更とは関係なく短縮の方向で編集されている模様です。

 

この9号での稽古場面は完全にカットされ、後の伏線となるナゾの車椅子の人物(速水英介)

の偵察の動きにあたる部分だけがコミックスに採用されました。

 

なぜか、この号と次の号の冒頭では速水英介の顔は伏せられていますが、駅でマヤと話を

する場面から急に好々爺然とした英介の素顔が明かされることになります。

 

私は、この英介の勿体をつけた登場は後の大きな伏線だと睨んでいるのですが、あまりにも

物語が長期化した上に連載が中断してしまったままなので、いまだにその役割の全貌は

不明のままです。  (これについては某掲示板に英介の役割の考察をカキコしましたので

  興味のある方はTOPページのリンクから「萌え語り板」へ辿ってみて下さい・・・(^_^;)・・・)

 

いずれは、内容を整理してこのサイトに英介の特集ページを設けようと思っています。

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解説 1  

 

 

 

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10号 (連載第209回)  冒頭は銭湯でのマヤの入浴のシーンから始まります。

コミックス31巻52pからですが、この号は全ページをそのまま採用しておりラストは80pです。

 

内容は、野生の狼の表現を思い詰めるマヤが銭湯で茹だってしまう事と駅での英介との会話、

英介と真澄の会話、電車で山を目指すマヤ、といった筋立てです。

 

ただし、英介がマヤの後を車で尾行した後のページのみ、セリフにやや変更があります。

 

    連載時原稿 花とゆめ1985年10号230p              コミックス31巻58p

ハンバーグをかじるマヤ  後ろを走り去る車(速水英介乗車)       このコマは同じ

ブロロロ・・・

 

マヤの足元   

(全日本演劇協会賞・・・)             →      (『紅天女』への1%の可能性・・・)

(せっかく希望の橋がかかったっていうのにしっかりしなくちゃ)

 

夜空を見上げるマヤの横顔アップ

(『紅天女』への希望の橋・・・)         →      (狼少女ジェーン・・・・・・

 

この後、朝日の描かれたコマを挟んで駅のホームでの英介との出会いからは変更なしです。

 

細かい事を述べると コミックス66p-5 の英介のセリフ「一本の梅の木そのものだった」が、

連載時原稿では「二本の梅の木・・・」と誤植になっていました。     ・・・(^0^;)

 

以上の点以外は絵もセリフもまったく同じものです。 (扉はカットされています)

 

 

柱言葉   狼少女の野生を理解しようと、マヤは山へ向かった。

残された時間の中で“野生”をつかめるのか !?      ・・・でした。

  10号   

 

 

 

 

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さて、今号でこれまでのナゾの多くが解き明かされましたね。       ・・・(^-^)

 

今回の速水英介の思惑編では英介のエピソードのみがコミックスに採用されたことによって、

一連のストーリーがカットされた理由が鮮やかに浮かび上がってきました。

 

整理してみると、通し稽古編の終盤で交わされた黒沼龍三と大沢社長の会話ではじめて、

アカデミー芸術祭 “特別参加規約” という言葉が出てきます。

 

その後は、 上演の行方編 で黒沼と権太原の確執、 ミルキーウエイ編 でマヤの速水家訪問、

と描かれたエピソードは常に“特別参加規約”を満たす為の手段を模索する筋立てでした。

 

これが 姫川亜弓の活躍編 での文化事業団の集い会場において“アカデミー芸術祭参加作品

ではなくても演劇協会賞の受賞は不可能ではない”という、いわゆる“1%の可能性”が浮上

した事によって、マヤの目指す『紅天女』への道にはアカデミー芸術祭参加にこだわる必要が

なくなったので、“特別参加”にまつわるストーリーはすべてカットしても困らなくなりました。

 

この、アカデミー芸術祭 “特別参加規約”という概念をはずしたことによって「ガラスの仮面」に

於ける、複雑かつ難解で、紆余曲折に富み、ストーリーの進行を大幅に妨げてきた要素が、

取り除かれたわけですから、改稿の狙いはまさにここにあったのでしょう。

 

マヤと速水英介との会話シーンの直前のページでセリフが変更になった部分は31巻冒頭での

真澄と水城冴子の会話内容の変更により単純化されたストーリーに基づいてのセリフの修正

ですから、これまで断片的に解説していた部分の改稿はすべてひとつの目的の為だった事が

はっきりしました。

 

まさに、ストーリーの短縮を目的とした改稿だったわけです。

 

それによって展開は早まり、コミックスでのストーリーのテンポはかなり良くなりました。

しかし、一方で、それぞれのキャラクターの心理描写や性格描写の深い部分は失われた

わけですから改稿の功罪は軽々には論じることが出来ないでしょう。

 

改稿の評価ついては、この一連の流れをお読みになった皆様でご判断ください。

ただ、改稿によって作品の味わいが薄まった事は確かだと思います。       ・・・(ーー;)

 

 

さて、いつもに比べるととても短いですが今回はこれでおしまいです。

今までのコンテンツの再構成にも取り組んでいるので、なかなかまとまった時間が無く、細かく

刻む形になりますが、当面はこのぐらいのボリュームで抑えながら更新頻度を早めたい思って

います。

 

そのうち、以前のコンテンツも分割して、読みやすい形に再構成したいと思っています。

ふたりの王女 開演編 などはあまりにも縦長すぎて修正や追記や画像貼り付け位置の特定に

苦労するような有様なので、更新するのが一日仕事になってしまっています。

 

同じく 狼少女ジェーン  黒沼龍三登場編 鬼将軍の稽古編 なども長すぎて修正する気が起こら

ないといった弊害のため、説明の不備や情景描写の解りにくい部分の追記も進みません。

 

自分で読み返す事すら、おっくうになっているので、この際ページを分割して、もっと更新をし易く、

かつ読みやすいようにしたいと思っています。

 

本編の画像は著作権上の問題も孕むのでなかなかページを丸ごと載せられませんが、コミックス

未収録の扉の画像や、個別キャラクターのセリフのない部分の画像ぐらいはいくつか参考用に

貼り付けたいと考えています。

 

キャラクターによっては連載時原稿のみに登場して、コミックスではエピソードのカットとともに

消え去ってしまった人もいますので、せめてキャラ絵の画像ぐらいは無いと想像で補完するにも

限度があるだろうと思うからです。

 

とはいえ特に ふたりの王女 開演編 については、個別シーンごとの情景説明が少ない事で

かえって一連のストーリーの流れが自然でもあり、他のコンテンツとは違って物語の味わい

が深いような気もするので、これを狼少女ジェーン編のように絵の構成やキャラの配置を

想起できるようなコマ単位の情景描写に書き直すのはためらいもあるのですが・・・(^_^;)

 

同じく狼少女ジェーン編の各コンテンツも、実は物語中心の再構成(一コマ毎の情景描写

を省いて一連の情景とセリフの流れで一本のシナリオに編集)をした方が読み応えがある

ようにも思います。      (これをやると違法性が強まってしまいますが・・・(^_^;)・・・)

 

 

次回はマヤが山奥へ分け入るサバイバル  野生の狼少女編  です。

コミックスではよくまとまっているのであまり知られていないと思いますが、実はこのエピソード

にも衝撃の改稿が潜んでいるのです。

 

では、次回もお楽しみに。 ごきげんよう。             (^_^)/~

 

  解説2  

 

 

 

 

 

 

 

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06/04/29  キエカナ」 へのリンク追加

06/05/08 屋台場面の注釈を追記 

06/04/12 背景とレイアウトの変更

06/04/06 画像のレイアウト変更

06/04/12 記述の追加とレイアウトの修正

06/05/01  キエカナ」 へのリンク追加

06/04/12 レイアウトの変更

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06/06/16 解説・注釈の追記と記述の修正

                                  

                 

             

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